●更新日 03/20●

後輩乱入! 千原ジュニアのっとられ舞台 〜 沈黙も何のその、輝きゼロ男 二丁拳銃・小堀 〜


芸人コンビ・千原兄弟のジュニアこと千原浩史が出した本「答え」(リトル・モア出版)。
コロコロコミックばり、481ページの量は分厚すぎた!とのこと。

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マスコミは、探偵ファイルのほかにケーブル局が一つとなんとも寂しくはあったが、並ぶお客さんの数なんと300人。

(そんなにサインを書くなんて)ノイローゼですね」

と始まった好調な滑り出しもその後はやや苦戦。


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「なんでこんなにテンション“ドン下がり”なの!!?

「キレたろうかなあ」とお笑いのノリで盛り上げようとがんばる千原ジュニア。
後輩芸人・チャイルドマシーンの山本も司会者として笑いを取るためにがんばるがんばる。

お  題 : 「♪油汚れに〜ジョイ♪のメロディにもっと合う歌詞を付けなさい」

「花子が大助〜 呼ぶ♪」
山  本 : めちゃめちゃ日常生活のことじゃないですかあ!

「老婆と二人で〜 イヴ♪」
山  本 : そんな歌にもしたなりますよ。そんな切ないの。

「はだしでかけてく〜 リキ♪」
山  本 : なんでやねん……

ネタもドン詰まりと思えた頃、


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「インリン・オブ・ジョイ〜 トイ♪」

ジョイを先に言ってしまったこのネタが一番のヒットか。

ジュニア : あかんやろ!言ってもうたら。アホやなあ〜
山  本  : この答えのために芸名つけたみたいな感じしましたもん。こんなとこで言われてる思うてへんやろな〜。

「母方の伯父〜 ゲイ♪」

「3.1419……〜 π♪」
しかも3.141のあとが“9”になってしまってるし。


15分ほどでトークライブが終了したあとにサイン&握手会のお時間。
長蛇の列はなかなか進まない。
ヒーリングBGMは沈黙を呼、会場に気まずさを生む。
自分の居場所を探すためか、司会者・山本は意味もない質問を客席に投げる始末。

着々と列が進む中、26人目に並んでサインをもらおうとした男性を見た瞬間


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「ギャ〜!!!」

司会者・山本が悲鳴をあげた。




何かと思いきや、仲間内の芸人コンビ・2丁拳銃の小堀がこっそり列に!
山本に「輝きがゼロだ」と言われながらも、彼の登場がこの日もっとも笑いを呼んでいた。
サイン会は一変、“小堀の一人舞台”と化していく。


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ハムスターがカラスにさらわれたネタで盛り上げ、客が持参していた(させた!?)持ち歌のCD「青色」(2001年発売)にサインついでに宣伝。


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さらに、先輩にあたるジュニアが握手&サインに励んでいる最中、汗ダラダラの司会者・山本さえも遠慮した水をグビグビ。


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ついでに、ジュニアからオカマと言われたビビアンウエストウッドのテカテカ光沢を放つエナメルの財布紹介。
輝きがゼロの男にはコレくらいの財布が必要なのだろうか……


ただ、順番を待つための退屈な時間を過ごす客にとってこの男の出現はもってこいだったわけだが、ステージに居ずっぱりの時間ははっきり言ってジュニアのトークライブよりも長かった。。。



探偵ファイル



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