哀川アニキ、ゼブラーマンで100本達成!
〜 三池・クドカン・市川由衣・・・豪華ゲスト勢ぞろい 〜


アニキと慕われる俳優・哀川翔100本目の主演映画「ゼブラーマン」の公開が14日より始まった。
これまでの哀川主演作品と言えば“任侠モノ”という偏ったイメージを持たれがち。記念すべき100本目の主演は“特撮ヒーローモノ”という意外なマッチングであり、哀川ファンに限らず多くの人たちの注目を集めている。 (ダメ小学校教師が宇宙人から地球を救うそのストーリーはこちら

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▲公開初日、舞台挨拶のため東京・丸の内東映劇場前に現れた哀川。

用意された“ゼブラロード”をやや照れながら歩く哀川。カメラ隊の前までやってきて、まず気になるのは何と言っても身だしなみ。髪の毛を整えるだけでここまで絵になる男は、哀川を置いて他にいるだろうか。

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▲大丈夫ですアニキ。ばっちりキマってますよ〜

この日の舞台挨拶は立ち見が出るほどの超満員。司会を務めるのは、TBS安東アナ

安東アナ「まず、映画でも流れていたこの曲をお聞き下さい!」

「ゼブラーマン」の主題歌はザ・ハイロウズ「日曜日よりの使者」。95年のデビューアルバムに収録、ホンダのCMでも使われていたこの曲は、誰もがどこかで聴いた事のある楽曲。(2/11にシングルカットされて発売)

もしや、ザ・ハイロウズまでもがこの舞台挨拶に!?

……と思いきや、



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もう一人のアニキ、水木一郎登場!

アニメ・特撮ヒーローの主題歌を歌わせたらこの男の右に出る者はいないであろう。劇中歌「ゼブラーマンの歌」を熱唱する水木は、まだ主演の哀川翔も登場する前から……、




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     飛ばしまくり、




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     ゼブラぁーっ!!

この辺はさすがプロ中のプロか。一曲入魂の水木に感化され熱気を帯びた場内であったが、観客の多くはこれが水木による“アニキ維新”なるものの一部だということは知る由もなかったであろう。
→“アニキ維新”の意味がわからない人はこちら
→主題歌、劇中歌を試聴したい人はこちら
この回の上映で『ゼッ、ブッ、ラ〜♪』の劇中歌が耳から離れなくなった人が相当数いたであろうことは想像に難くない。

さて、劇場の空気が十二分に暖まったところで、いよいよ登場するのはこの3人。


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監督・三池崇史


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脚本・宮藤官九郎(クドカン)


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そして主演100本目・哀川翔
(→黄色い声援以上に男性ファンから熱い歓声)


この豪華な組み合わせはどのように誕生したのか。
まず哀川が「主演100本目はこの人」ということで海外での評価も高い三池に監督を依頼。これまでも哀川と仕事をしていたことから、三池はそれを快諾。続いて二人が脚本家探しで目をつけたのは宮藤官九郎。「木更津キャッツアイ」でも哀川を本人役で出演させるほどの宮藤がその誘いを断るはずなどなかった。
3人とも多くの作品に携わっていることから、このタッグは「日本一忙しい男たちが合体」というコピーで宣伝されているほどである。


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▲宮藤のプロットを初めて見た哀川は「まさかゼブラーマンが来るとは思わなかった」と驚いたようだが、むしろテンションが上がったという。「いい映画ができた」と舞台挨拶中も終始満足げ。

普段は宣伝活動をあまりやらないという哀川が自らその先頭に立って活動をしてきた今回のゼブラーマン。昨年の終わりごろからは新しい作品の収録もせず、テレビや雑誌、イベントに数多く露出している。2ヶ月半ほどの時間をゼブラーマンのために捧げてきたのだ。今作品にかける哀川の意気込みが並々ならぬものだと感じさせるのであるが、異色作とも言えるこの作品をどれだけの人に見てもらえるのか、その宣伝効果のほども注目される。

ゼブラーマンの初日舞台挨拶では上映直後にハンカチで涙を拭いている人も見受けられた。「ヒーローもので涙?」と思ってしまうものだが、いったいこの映画の最後にどのような感動シーンが待っているのか、それはこの目で確かめるしかなさそうだ。 (→ゼブラーマンオフィシャルサイトへ




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▲最後に舞台挨拶をしたみんなで記念撮影。その中に紅一点、綺麗な華を添えてくれたのは……、





そう!


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