さんまとまちゃみの似かゆるふたり。 〜 好きなタレント第一位、人気者の秘密は? 〜 14日に発表されたNHK放送文化研究所の「好きなタレント2003」。 第一位に輝いたのは男性タレント6年連続首位をキープ中の明石家さんま、女性部門は3年連続トップのマチャミこと久本雅美とどちらもお笑い寄り。 デビューしては消え消えては生まれる芸能界のタレントは現在も数限りなく存在しているわけで、そんな中、首位を毎年維持しつづけている二人はそれだけ認知度も高感度も高い証拠。 今年は8年に一度のお笑い旋風が巻き起こると言われている年でもあり、ますます彼らの活躍が期待できるところではあるが、 ここで二人について検証してみた。
二人の共通点を見比べてみると、なんだか相通づるものがある。 誕生日が近く、同じ7月生まれの蟹座だということはおいといて、外観を見ていくと 醜さも気にせず大口開けて笑いを振舞う 飾らぬ笑顔 彼らの仕事になくてはならない命の次に大事であろう声が ハスキーヴォイス 両者ともに口から先に生まれたように見事な 出っ歯。 目立つ口元をしている人は、口が達者なのだろうか?と思うほどに似つかわしいチャームポイント。 出っ歯という単に欠点としか捉えることができず、歯科矯正に走る人が多い中で この二人の場合は「どうだ!!いいもん持ってんだろ」といわんばかりの笑いに変えてしまう強みはうらやましい限り。 一日にどれほどの本数を吸うのかはいざ知らず、かなりのヘビースモーカーで知られるさんまは、 あるときからキレイな“白い歯”に変身を遂げている。今では艶めくばかりの光を放つほどだ。 テレビ界のトークバラエティには欠かせないこの二人。 まちゃみこと久本雅美の場合、はっきり言って女を捨てた下ネタ芸で人気者に昇りつめた。 その芸が逆に笑いを誘う。 決して上品とは言えないが気持ちよく受け入れることができるのは、やはり開けっぴろげなサバサバしたキャラクターだからこそ成せるワザなのだろう。 そんな彼女を見る若い女の子からは「まちゃみ、かわいい〜」との発言が出ているのだ。 下ネタを連発しているあの久本が“かわいい!”と言われているのだ・・・。 実際今回の好きなタレントでも女性からの支持率がダントツ。 「中途半端な女らしさや色気すらも排除し、完全に芸人と化していることが同性の安心感を買う」 と記述しているのは週刊誌の「女性自身」。 反面、司会を務める恋愛観察番組「あいのり」(フジ)でワゴンに乗る若者らの感動的なシーンを見ては涙を流す人の良さも覗けるのが久本だ。 一方さんまの場合、その人間自体が一つのワールドと化しており、“明石家さんま”の名前がついたレギュラー番組は多数存在する。 現在放送中の番組だけでも 『さんまのスーパーからくりTV』(TBS) 『恋のから騒ぎ』(日テレ) 『踊る!さんま御殿!!』(日テレ) 『さんまのまんま』(*KTV) 『あっぱれさんま大先生』(フジ) 『痛快!明石家電視台』(MBS) と5本も存在しており、ほとんどが人気長者番組となりつつあるから恐れ入る。 ある番組で20代の恋する女性を相手にしていたかと思えば、子供相手に先生をしてたり、 また他の番組ではご長寿クイズのトークをしている。 隔てなく話し、自分のペースへ持っていくそのワザはまさに天才的。 さんま無くしてトークは盛り上がらないといっても過言ではないだろう。 なにか男と女という部分を除けば非常に似通った特徴をもっている気さえしてしまう。 老若男女を超えた幅広い人気を獲得しているのは、つまり自分の性別や恥じらいを超えたスケールの大きいキャラクターあってこその人気なのか。 いや、そればかりではない人間性を示す部分もあるように思える。 ブラウン管から二人が消えたらきっと寂しいトークになることだろう。 ( 探偵ファイル ) |