新ジャンル?「音楽コント」
〜 RAG FAIRのバラエティ番組 〜


99年、埼玉大学アカペラサークルのメンバーを中心に、他の大学のアカペラサークルからも選りすぐりのメンバーを集めて、“最強のアカペラバンド”を目指して結成されたRAG FAIR

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▲左から引地洋輔(バリトン)・荒井健一(テナー)・土屋礼央(テナー)・奥村政佳(ヴォーカルパーカッション)加藤孝政(ベース)・加藤慶之(ハイテナー)(写真は公式サイトより)

何度かのメンバーチェンジを経て、現在はヴォーカル4人・ベース・ヴォーカルパーカッションの6人で活動しています。
調和のとれた絶妙なハーモニーはもちろんのこと、ベース音やパーカッションといった全ての音を人間の声だけで作りあげているのは、聞く人を驚かせます。


彼らの活動は、大宮駅前でのストリートライブから幅を広げて、ライブハウスはもちろんのこと、結婚式、文化祭、花火大会、クリスマスパーティーなど様々なイベントで活躍。
その結果、フジテレビ系「力の限りゴーゴゴー!!」のスタッフの目にとまり、同番組の人気コーナー「ハモネプ」に出演、「ぽち」「チン☆パラ」らと共にブレイク!
特にヴォーカルパーカッション(通称:ボイパ)のおっくんこと奥村政佳は番組の準レギュラーとして、ぽちのけんぞーと共に“東のおっくん,西のけんぞー”と人気者となりました。

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▲おっくんのプライベートショット。

一昨年、「恋のマイレージ」と「Sheサイドストーリー」を同時発売し、オリコンシングルチャートで1,2位を独占。同年大みそかに紅白初出場を果たしたり、去年はファーストアルバムのリリース初の全国ワンマンホールツアーを行なったりと、精力的な活動を続けています。


ちなみに、“RAG FAIR”という名前の由来はTシャツのプリントから来ているのだとか。
バンド名を何にするか話しあっていた時、ヴォーカル(ハイテナー)の加藤慶之さんが“RAG FAIR”と書かれたTシャツを着ていて、意味は分からなかったけど何となく響きがいいからということで、RAG FAIRに決定したのだそうです。
ちなみに、“RAG”“FAIR”を辞書で調べてみると

RAG :古着、悪ふざけ。
FAIR:バザー、仮装行列

という意味。適当な理由で付けられた名前なのに、お祭りのにぎやかさとメンバーの雰囲気が似ていて、結構合ってるかも?!


そんな彼らが深夜にやっている「おまたせ!!ラグ定食」(フジテレビ系・公式サイト)というバラエティ番組があるのですが、コレが非常に面白い!
普通のバラエティ番組のようにコントなどもやる一方では、一味違う「ラグMIX」というコーナー。
視聴者から「あの歌詞をあの曲で歌えない?」という曲を投稿してもらい実際に歌ってみる、と言うとなんだか普通に思えますが、RAG FAIRの手にかかると、笑わせながらちゃんと聴かせる曲になってしまうから不思議。


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▲例えば、曲は吉幾三の「Dream」で歌詞は「東京枯れすすき」。曲はすごく明るいのに「この街も追われた〜♪いっそきれいに死のうか〜♪」と歌詞は真っ暗。(写真は番組公式サイトより)

1月の番組改変で、放送局を増やしているようですが、この勢いで時間拡大&深夜の時間帯からの脱出を願うを願うファンも多いのでは?





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