山田孝之“水”から“炎”へ大異動 〜 その裏で実姉も活躍中!? 〜 2003年7〜9月のクールに放送されたドラマ「ウォーターボーイズ」。これでもかというほど爽やかテイストな青春ドラマであったが、映画「ウォーターボーイズ」主演の妻夫木聡からそのバトンを受け取ったのは、ストレートでナチュラルな存在感が魅力の山田孝之(20)。同ドラマが初主演ということであったが、真面目でひたむきな高校生を演じるその姿は高く評価された。ドラマ自体も平均視聴率16%(同時期のドラマの中では第2位)とまずまずの成功、これからの活躍が期待される若手俳優である。 ▲ドラマの主軸メンバーと男らしくキメている写真。にわかに乳首が立っている。 山田の右に続くのはメンバーだった森山未來、瑛太。(雑誌ジュノン10月号より) このドラマの撮影が始まる前、最初は泳げないところから練習をスタートしたという山田。それが猛特訓の末「50メートルは36秒7くらい」になったというのだから驚きだ。これぞ役者魂の賜物か。2002年に放送されたドラマ「ロング・ラブレター〜漂流教室」(常盤貴子・窪塚洋介主演)に出演した時もジャニーズ事務所に発注の目立つ“生徒役”の中で一際輝く好演技を見せていただけのことはあるが、同年、ちゃっかりと歌手デビューまで果たしている。 ▲デビュー曲『真夏の天使 〜All I want for this Summer is you〜』のジャケット写真。歌には懲りてしまったのか、以降のリリースはない。 そして山田は現在、舞台を“水”から“炎”へ、1月からの新ドラマ「ファイアーボーイズ〜め組の大吾〜」(毎週火曜21時〜)で再び主演に抜擢され活躍中だ。 今度の役は新米消防士。“未熟ながらも正義感だけは人一倍、自分が正しいと信じることは誰が止めようと貫き通す成長途上の青年”という役の設定は、妻夫木聡が演じた「ブラックジャックによろしく」の主人公と通じるものがある。「ウォーターボーイズ」の“リレー”と言い、2人のキャラクターはどこか共通するところがあるのだろう。 ▲そんな2人も映画「ドラゴンヘッド」では直接対決。写真は山田“狂”演の「ノブオ」。 今後の躍進のためにも、主演ドラマでコケるわけにはいかない。「ファイアーボーイズ」での熱演が注目される。 山田は現在20歳。15歳の時、家族と買い物中にスカウトされてこの世界に飛び込んだのであるが、山田の家族にはもう一人有名人がいると言われている。sayuki(24・姉)である。 彼女はストリート系雑誌のモデルとして活動をスタートさせたのち、2000年には「Bounce With Me」にて歌手デビューを果たしている。 ▲雑誌での1コマ。大きくて強さのある目は、弟のそれとよく似ている。 当初は世界的に有名なR&Bプロデューサーに手掛けられていたほど期待の新星で『HEY!HEY!HEY!』に出演歴もあるが、2001年のCDリリース以来、歌手としては消息不明。弟と同様、歌の道を一旦閉じてしまったのかどうかは分からないが、弟の活躍に触発され再び表舞台に現れてくることもあるかもしれない。 “山田姉弟”としての今後の活躍も、要注目である。
( 探偵ファイル・カグウェル )
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