「ヒカルの5」ケジメのコンサート!!
〜 宇多田ヒカル・武道館5Days 〜


「アーティスト“UTADA”として来年夏に世界デビューするにあたって年明けの2月に武道館でケジメのコンサートをする」

最近リニューアルしたばかりの公式HPで発表した宇多田ヒカル。(参考記事
(彼女ほど、自分の公式HPを愛し、こまめにメッセージを入れる人もいないだろう。12月8日リニューアルにあたって宇多田本人は8日の0時キッカリにPC前でオープンをワクワク期待していたようだが、東芝EMIは翌月曜の社員出社後に・・・だったようである)
そのコンサートタイトルは、週刊少年ジャンプで連載・アニメ化もされた漫画『ヒカルの碁』をもじって『ヒカルの5』という。
デビューから“5”年の区切りをケジメる武道館“5”公演、といった意味あいのようだ。



▲アニメ好きだった小学生時代のUTADA。この頃から世界を狙っていたのか、目つきは鋭い。

そのアニメ好きはHPの中でもちょくちょくうかがうことができ、宇多田ヒカル独自の解釈が興味深い。

例えば、今回アルバム制作にこもる前の書き込みの中で、子供向けアニメ『アンパンマン』を見ているあたりでは、「なんてファンキーな設定なんだ!」と教育上優れた作品であることに感動している。「元気!100倍!アンパンマン」というセリフをくどくど考えて眠れなくなったことなども書かれていた。

その昔は、アニメを楽しみながらもオープニング、挿入歌、エンディングと内容の構成やメロディ、アレンジなど実は細かくチェックしていたという(「ほんとに5歳児か?」と本人もツッコミを入れている。)

一番印象に残っているアニメソングとして『シティハンター』のエンディングで流れていた小室哲哉率いるTM NETWORKの“Get Wild”を挙げている。幼少のころ、日本のポップスはほとんど知らず、テレビではアニメしか興味のなかった当時を振り返り「“小室のバンド”だったとは!」と驚いていたようだ。

さらに

「今でもほとんどと言っていいほど邦楽を聞かない私にとって、ちっちゃな頃に聴いてたアニメの音楽が唯一と言っていい程の邦楽からの影響かも!(お??けっこう重大発言?)」


とのこと。
海外アーティストの影響を抜いて捉えると、
宇多田ヒカルの才能はアニメの影響が強い!と言っていいかもしれない。

確かに、アニメ「ブラックジャック」の時のピノコ役は衝撃でしたが・・・。





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