キアヌ・リーブス参上!!
〜 マトリックス・グリーンに染まった新宿歌舞伎町の一夜 〜



11月5日。ついにマトリックス完結編となる『マトリックス・レボリューションズ』が世界同時公開を迎えた。
主役を張ったご本人・キアヌ・リーブスが、どこでその記念すべき日を迎えるのかに世界中から注目が集まった中、彼自身が選んだ国はな、な、なんと、我が国ニッポン!!



――――舞台となる新宿では、当日の朝からキアヌらを向かえるためにあわただしく準備が進められていた。(当日昼間の会場の様子はコチラの探偵魂より)
その模様を記事でお伝えすると同時に、おなじみ映画人気投票の“しねま通信簿”のコーナーでも『マトリックス・レボリューション』をエントリー。するとまだ公開前の状態である午後8時の段階で、すでに20票以上も投票してあるという状況!盛り上がりのすごさが感じられた。――――




写真




世界中の国の中から、今回キアヌがカウントダウンを“日本”に決定した理由としては、まずは「日本には熱狂的なマトリックスファンがたくさんいるから」ということだった。ネット上で盛り上がっているエージェント・スミスの格好をした人たちによる“100人スミスオフ”など、個性的なファンもそろっている? 
もちろん今回もオフは開催され、その様子は翌日のズームイン・スーパーなどでとりあげられていたようである。
そして、日本の中で渋谷でも六本木でもなく“新宿”という街を選んだのは、「作品の中の雰囲気と排他的な新宿のイメージがぴったりだったから」と、ワーナー広報部のお答え。
にゃるほど・・・。かくして不夜城・新宿の歌舞伎町がマトリックス空間と化すことになったのである。


ある程度の予想はしていたものの、この日の新宿コマ劇場前は映画のワンシーン―――たくさんのエージェントスミスが並ぶ状態―――を彷彿とさせるように警備員がズラーっと立ち並び、クライマックスシーンのように雨が降りしきる。そして一般の歩行道路に柵を囲んだ周りには、ものすごい観客の数があふれ返っていた。話によれば、およそ2,000人もの人がキアヌ・リーブスをひと目見ようと足を止めていたという。



写真

キアヌ・リーブス

写真

登場!

写真

!!!


世界同時生中継が行われるようなビッグイベントにもかかわらず、この日はあいにくの雨模様。警備員の方々はカッパを着用し規律正しい姿勢を保ったままで、「雨の中ご苦労様です・・・」という感じである。


写真 写真
▲雨の中、黙々と警備にあたる警備員の方々



そして混雑状態の中にあって雨傘も開けず、ずぶ濡れ状態でカメラ付携帯を必死にキアヌへ向けている一般の方々もご苦労様でした・・・。



写真 写真
▲キアヌに向けられるデジカメやカメラ付携帯の数々


ところで、そのキアヌ・リーブスご本人は、前日の来日会見の際にちょこっと“カゼ気味”だったことが伝えられている。体調不良の状態で臨んだ、雨降りのイベントはさぞかし大変だったのではないだろうか。
日本人のお祭り好きな気性がいかんなく発揮されたような今回のイベント。キアヌ本人も、ここまで皆によろこばれてさぞかし満足だったことでしょう。



「キアヌー!!」と黄色い声が轟く中。雨模様の新宿の中でキアヌの次に皆の注目を浴びていたのがマトリックス・オリジナル模様の“傘”。黒地に縦線の模様が入っているその異質な傘を見るにつけ、周囲のみんなは一様に「あの傘ほっしぃ〜!!」「なに?あの傘気になるぅ〜」と騒がれて注目の的であった。



写真 写真
▲マトリックス・カラーの傘に注目!!


さて、今回の「レボリューション」で作品は完結。監督であるウォシャウスキー兄弟も「続編は作らない」と明言している。そんなわけでマトリックスファンにとっては多少寂しさもあるかもしれないが、雨降り模様だったとはいえ記念すべき最後のフィナーレを新宿歌舞伎町で主演のキアヌ・リーブスと一緒に祝えたということは、この上ない喜びであったろう。




★しねま通信簿「マトリックス レボリューションズ」にGO!


<関連記事>
■キアヌ、世界同時公開を日本で迎えた
■キアヌ・リーブスで歴史的オープニング
■「マトリックス」最終章、キアヌ日本で歴史的瞬間
■「マトリックス」完結編が世界同時公開
■キアヌ絶叫 マトリックス解禁





探偵ファイルTOPへ戻る