天才 岡村靖幸の復活 〜ミスチル・桜井や平井堅もリスペクト!!〜 岡村靖幸というアーティストをご存知だろうか? 1986年12月のデビュー以来、天才・奇才の名を欲しいままにしてきたアーティストである。 ‘95年にアルバムを発表し翌96年にライブツアーを行って以来、数枚のマキシシングルのリリース、また電気グルーヴ・石野卓球とのコラボレート等は行っていたものの、大々的に表立った活動を見せていなかった。 岡村靖幸作曲&プロデュース『愛の才能』でデビューした川本真琴 最近インディーズに活動の場を移したらしい・・・ その岡村靖幸がついに今年、8月茨城県ひたちなかで行われたロック・イン・ジャパン・フェスにて復活を遂げ、9月末よりライブツアーを行ったということで業界中の話題をさらった。 思い起こせば96年。小室哲哉がホスト役を務めていた番組「TKミュージッククランプ」では加護あいも真っ青の謎の爆太りで話題を振りまいていた。その後、ぱったりと姿を見かけることも少なくなって、あれから約7年半・・・。 彼に影響を受けたと公言するアーティストは多い。Mr.Childrenの桜井和寿もその一人である。雑誌のインタビューで「岡村靖幸Part2になりたい!」と答えていたほどの惚れっぷりだ(ちなみに岡村靖幸の他に、桑田佳祐・浜田省吾・尾崎豊・KANを“僕(桜井)に影響を与えた5大アーティスト”として挙げていた)。 8月3日に行われたイベントでは、同じ日に出演するスガシカオや平井 堅が「リスペクトしてました! 挨拶させてください!!」と“謁見”に訪れたそうである。イベントで岡村靖幸の前に登場した平井堅が披露した楽曲『Strawberry Sex』は、岡村靖幸へのリスペクトソングともいうべき曲だろう。平井はカラオケで『カルアミルク』という岡村の曲をよく歌うということだ。(是非聴いてみたい!?)。 8月のイベントの後、9月28日よりライブツアーが行われたが、会場には彼のアルバムにも参加しているCHARAをはじめ、クレイジーケンバンドのメンバーや鈴木雅之・聖美姉弟、及川光博他たくさんのアーティストが訪れていたということである。 表舞台になかなか出てこない本人をよそに、彼をリスペクトするアーティストによるトリ−ビュートアルバムが作られたり、「岡村靖幸ナイト」なるクラブイベントが行われていたりもするのである。 岡村靖幸トリビュートアルバム『どんなものでも君にかないやしない』。 ジャケットデザインは江口寿史。彼もまた岡村靖幸を好きなアーティストの筆頭に挙げている。 ライブツアーが終了した翌日16日の新宿ロフトプラスワンでは、『復活記念! 岡村靖幸トーク・ナイト』と銘打ったイベントが開かれ、会場は満席。貴重な映像の上映等に加えて岡村本人よりコメントが寄せられるなど、大盛況だった。 同会場では11月8日にもクラブイベントが行われるということである。 ライブでは「お前が愛してくれるなら年に4枚LP(アルバム)出すぜ!」と弾き語りで熱唱していた彼。ニューアルバムの発表など、本格的な活動再開に期待大!?
( 探偵ファイル・芸能ライターN )
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