t.A.T.u必死の極秘来日
〜 チケット売れずに小泉襲撃!?(in日テレ) 〜


前回来日したとき、生放送のミュージックステーションで番組中に歌うのをボイコットするわ、ZEPP東京でのライブはドタキャンするわで、話題にはなったもののかなりの人から総スカンを食らった感のあるロシアの女性デュオt.A.T.u(タトゥー)。
(参考:ものすごいヒット数を記録したそのときのスパイ日記探偵魂

CDが売れないと言われている時代に、100万枚のセールスを記録するなど音楽制作スタッフに関しては恵まれていたのであろうが、トラブルメーカーぶりに関しては天然ではなくマネージャーのイワン氏の指示によるところが大きく“あざとさ”というか“確信犯ぶり”に嫌悪感が強く感じられる。(「確信犯の本来の意味は・・・」というメールは御勘弁ください・・・笑)
「お騒がせ」ということでしか最早話題を作れなくなってきた感もなきにしもあらず、というところである。
そのタトゥー、日曜日に早速こんな事件を起こした。


タトゥー日テレ乱入!小泉首相を直撃(日刊スポーツより

日中のロシアの女性デュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」が小泉純一郎首相(61)を直撃した。ジュリア(18)とレナ(19)が26日夜、日本テレビの報道番組に乱入。生出演中の小泉首相と民主党の菅直人代表(57)と対面し、話を交わす場面があった。(中略)番組冒頭で首相と菅代表らの紹介を終えた直後に、ハンディカメラを手にしたタトゥーの2人が突然現れ、首相らを撮影し始めた。司会の福沢朗アナに促される形で、2人は首相らと握手したが、右手にカメラを持ち、左手で軽く手に触れただけ。首相が「フロム・ロシア・ウィズ・ラブ(ロシアより愛をこめて)」と呼びかけ、菅代表も「アイム・ネクスト・プライムミニスター(私は次の首相)」と話しかけたが、周囲には戸惑いの空気が流れた。さらに、首相らの目の前に座り込み、撮影を続ける傍若無人ぶり。数分後にはあきてしまったのかスタジオを後にしたが、現場にいた関係者は「やりすぎ。首相らも困っていたのでは」と話した。


写真 ←ビデオカメラを抱えながら小泉首相と握手

      ↓

写真 ←「アイム・ネクスト・プライムミニスター(私は次の首相)」−菅代表

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写真
     ▲同番組のキャプチャー画面


記事には「司会の福沢朗アナに促される形で・・・」とあるが、その福沢アナは前回来日時、彼女らのドタキャン騒動に憤慨していたように思えたのだが・・・。


「アイム・ネクスト・プライムミニスター(私は次の首相)」という菅直人代表のコメントに困るようなジョークはさておき、記事によればこの乱入(とはいえ日テレスタッフと打ち合わせどおりなのだろうが)、年末12月1日・2日にかけて行われるt.A.T.u.の東京ドーム公演の主催が日本テレビという事情があるからだそうだ。当然といえば当然だろうが、公演のチケットが売・れ・て・い・な・い
ということである(ちなみにS指定席が7500円、A指定席が6500円、チケットぴあではいずれも「余裕あり」の状態)。そのPRを兼ねての登場で、まさに

日テレもt.A.T.uも必死だな・・・

という感じだろうか。実際のところ、わざわざ東京ドームまで足を運んだとしてその公演までドタキャンしないとも限らない。ドタキャンならチケット代返還があるから交通費等の損得で(まだマシかもしれないがそれでも許せたものではないが)、さらに2〜3曲演奏しただけといった状況の場合、観客にケチでもつけて終了されてはたまったものではないということだろう(2〜3曲しか世間には知られていないというのはおいておくとして)。実際そういった非常識を売りにしているわけでもあるし・・・。
番組を見た人で、彼女らの傍若無人な態度には反感を覚えこそすれ「感動した!是非東京ドームに行こう!」という人は少ないのではないだろうか。実際、日テレはこの日の早朝に番組プロデューサーの視聴率不正操作問題で謝罪したばかりだった。
それでいて、こういった番組構成を行っているようでは、やはり感覚がズレているといわざるを得ないのではないだろうか。
12月のドーム公演が、「客の入りが少ないのでキャンセル」などという事態にならなければよいが、果たして・・・?




<t.A.T.u 記事関連リンク>
■首相のイス狙っちゃう? t.A.T.u. 小泉首相、菅代表に圧勝(東京中日スポーツ
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