ミスチル・桜井 ラジオ限定ON AIR! 〜 新曲 書き下ろしの『タガタメ』 〜 ▲Mr.Childrenのメンバー。一番右がヴォーカルの桜井和寿。 昨年、ヴォーカルの桜井和寿が小脳梗塞で倒れ、年内の活動をすべて休止させていたバンド・ミスチルことMr.Children(毎日新聞記事)。一夜限りの復活ライブなど、活動再開はしていたものの、あまり表立った行動は見られなかった。しかし、ここ最近「そろそろ本格始動か?」とのきざしが見える。 7月から始まった日テレのドラマ『幸福の王子』の主題歌で流れることにより始めて耳にした人も多いであろう曲は、昨年発売されたアルバム「IT’S A WANDERFUL WORLD」に収録されている11曲目の『Drawing』。 「抱きしめたい」、「CROSS ROAD」などの切ないバラードから、「Tommorrow never knows」、「名もなき詩」、「優しい歌」へと繋がる心に染み渡る歌詞・メロディに魅了された人々はどれぐらいいるのだろう。ミスチル・桜井和寿の本格的な復活を心待ちにしている人も多いのではなかろうか。 ▲左からシングル「CROSSROAD」「Tommorrow never knows」、アルバム「IT’S A WANDERFUL WORLD」のCDジャケット。 彼らのサイトには桜井からのメッセージが掲載されている。 それによると、現在新曲のレコーディングをしている最中だということで曲作りへの情熱は高揚している一方だということだ。 ミスチルは、新曲をファンの耳へ一刻も早く届けたいという思いが強いようで、 今回はラジオ限定でのオンエアが9月1日から始まっている。(参考記事) その曲名は『タガタメ』。
■『タガタメ』歌詞はこちらから ■『タガタメ』の一節はこちらから ―――『タガタメ』ってなに? ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る“For Whom the Bell Tolls”』からのタイトルか? 歌詞にある「被害者に・・・加害者に・・・」という一節で、彼は何を歌おうとしているのだろう。個人的には、この日本の社会に存在するある種の「やりきれなさ・理不尽さ」というものに関しての彼の思いと感じもしたが、それは聴く者によりけりだろう。 メッセージにはラジオから流れてくるこの曲を聴いて”なにか”を考えるきっかけになってくれたら嬉しいとも書かれていた。 闘病生活を続けながら、世の中の変動を少し離れた目線で見ていた桜井。 社会の風に吹かれて毎日を生きる我々に伝えたいのは、果たしてどんな思いなのだろうか・・・。
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