ジャニーズ祭り・番外編
〜 ジャニーズ事務所に国税局が!芸能界の税金事情 〜


ここ最近、国税局はいわゆる「どんぶり勘定」がまかり通ってきた芸能界への調査を強化しています。

先日はジャニーズ事務所とその関連会社が、国税局から税金の申告漏れを指摘されています。




ジャニーズ側は「国税局と見解の相違があった」としています。

以前、当コーナーの「芸能界よもやま話」でもちょこっと触れましたが、今年は長者番付にジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川こと喜多川拡(ひろむ)社長と藤島メリー泰子副社長、またメリー社長の娘であるジャニーズエンタテイメントの藤島ジュリー恵子社長が堂々とランクインしていました(参考記事)。
国税局がジャニーズ事務所に査察へ入っていることは、芸能関係者の間ではすでに知れ渡っており、「一昨年→ライジング、去年→K-1、そして今年はジャニーズ」が“強制捜査”等、相当の扱いを受けるのでは…ともっぱらの噂でした。ジャニーさん、メリーさん、そしてジュリーさんそれぞれ個人が、今年はかなりの納税額を申告していることはそこら辺りに関係がありそうです。

その他、芸能界の税金関係でいえば、一昨年サッチーこと野村沙知代さん写真1(ZAKZAKより)も脱税で逮捕されました。その結果、夫である野村克也氏 の阪神タイガース監督辞任写真2という事態を引き起こしました。今年は野村監督が育てた選手達が中心となり、星野監督のもと優勝に向かって首位を独走しています。

演歌界でいえば、トップに君臨する北島三郎さん写真3の事務所へもついにメスの手が。しかし、ボロクソに叩かれたサッチーとは違い、ジャニーズや北島三郎の税金問題をワイドショーで批判する風潮は見られません。脱税と申告漏れの違いはあるにせよ、芸能リポーターはジャニーズに対してコメントすらしませんし、北島三郎には擁護発言ばかりが目につきました。


悪質所得隠しの北島三郎を擁護するコメンテーターの頭の中身(ゲンダイネット

「この人たちは一体何を言っているのか、と一瞬言葉を失いました」(放送ライター)
発端は、北島三郎(66)の4億円に上る悪質申告漏れだった。報道機関の多くが 北島を糾弾している最中だが、なぜかワイドショーは少しニュアンスが違っている。 「サブちゃんは“悪くない”という主張がほとんどです。とくに20日放送のワイドショ ーは露骨で、芸能リポーターの福岡翼(62)とみといせい子(54)が、“北島さんは 歌手活動に忙しく細かな経理の問題まで分かりっこない”といった論調で、北島を 大弁護でした」(芸能記者) 税金をごまかした北島がなぜか被害者、衣装代を経費と認めてくれなかった税務 署が悪者のような言い方なのだ。しかし、北島の所得隠しは相当悪質だ。興行主 に正規の出演料とは別に帳簿に載らない100万円前後の謝礼を要求したり、個人 的な飲み食い代まで経費として処理しているのだ。


ジャニーズの場合、稲垣吾郎さんが自動車事故でトラブルを起こし公務執行妨害に問われた際、テレビ局は「稲垣容疑者」ではなく


“稲垣メンバー”写真4


と読んでいたわけですが、今回申告漏れでは済まずに、刑事告訴等されていた場合には


“ジャニー喜多川メンバー”写真5


などと呼ばれることになったのかどうか、気になるところです・・・。





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