今の注目タレント成宮寛貴

『ラヴァーズキス』舞台あいさつ









ラヴァーズキス。
1月25日に公開された及川中監督作品の『ラヴァーズキス』は高校生の恋愛を描く
青春映画だ。公開初日には出演者による舞台あいさつが行われた。






男女6人の甘酸っぱい恋愛模様を繰り広げるのは、これからが注目の若手俳優ら。
主演の姉妹を演じたのは平山あや(2003年から綾ではなくあやに変更)と宮崎あおい
の2名。どちらもこれまでとはガラリとイメチェンしたかのようなメイクにファッション
で客席からも「カワイイッ!!」の声が飛び交った。


平山「ひとつの出会いで成長したり前に進んでいく青春物語となっている」
宮崎「どきどきしながら楽しんで見てもらえたらうれしいです!」






それよりも増して歓声が高かったのは、いま気になっている人も多いであろう人物が登場した
瞬間だ。現在、注目のドラマとして各メディアで取り上げられている『高校教師(TBS)』に
ホスト役として出演しており、“この人ダレ?”と思っている視聴者も多いはず。
アンニュイな雰囲気を漂わせて独特の世界観を放っている彼の名前は成宮寛貴。


大人びた表情を見せているかと思えば意外と年齢は若そう。

成宮 「新しい目標を持つ勉強になった作品。映像もきれいだし、音楽もとても凝っているので、始まるとき目をつぶって曲が始まったら目を開けて観てもらいたいし、終わったら目を閉じてそんときにあたまん中になんて言葉が浮かぶかっていうのをもしよかったら考えてみてください。」

タイトルにもあるようにあらゆる形のキスが登場する撮影においては、
成宮はこの作品が初のキス&ベッドシーンだったというが
そうとは感じさせないナチュラリーな演技はお見事。本人いわく

「エーッと、僕のキスってこんなかんじだなっていうのはうまく出てますね!」







モデル出身でCMでも活躍している市川美日子。『blue』という作品では、第24回モスクワ映画際
最優秀女優賞を獲得している。同じく国際的な映画祭で主演女優賞の宮崎とは女の子同士のキスの在り
方を演じている。ボーっとしているようで、ふんわりと存在している彼女から発せられる言葉には居心
地のよさを感じるものがあった。


「不器用だけど自分の気持ちを大切にするっていうところとぉ、
きれいな鎌倉の紅葉を楽しんでいってください。」
「高校生の相手を思う気持ち、すごく不器用なんだけど本気で
思ってるっていう映画だと思います、はい。」


6人の高校生の個性が火花散る演技。周りの友達にもいそうな彼ら。
さまざまなキスを感じることができるこの映画の原作は吉田秋生のコミック(フラワーコミックス)。
少女マンガから生まれた作品という点には納得いく。主題歌として使用されている白鳥マイカの透明な
歌声が魅力の『Red clover』は昨年のFMでもずいぶんリクエストが高かった曲だ。コチラにもぜひ注
目していただきたい。


『ラヴァーズキス』
キャスト 平山あや、宮崎あおい、石垣佑磨、成宮寛貴、阿部進之介、市川美和子
原  作 吉田秋生(小学館「フラワーコミックス」)
監  督 及川中(2002年/日本/1時間54分)
配  給 東北新社
宣伝協力 トライエム・ピクチャーズ



2003年1月25日より日比谷スカラ座にてロードショー中。。。



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(探偵ファイル)



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