4連覇ジーニスト賞 草g剛

「ベストジーニスト賞2002」


ベストジーニスト競技会選出部門1981年に設立された日本ジーンズメーカー13社の競技会。
ファッションセンスのみならず、ライフスタイルそのものがジーンズとマッチする人に贈られる賞。
過去には1985年に演歌歌手の森進一や元首相の橋本龍太郎氏もこの賞に輝いている。




今年度のベストジーニストが発表されるなりガッツポーズに満面の笑みで登場したのは4年連続の受賞とな
る草g剛。はがき・web・FAXによる一般投票は24,591票と2位の堂本剛に大差をつけての1位獲得であ
る。グループSMAPの同メンバー木村拓哉は5年連続受賞者で一足先に"永久ジーニスト"となっている。
ジーンズマニアである草gとしては木村と同様の殿堂入り当然のごとく狙っているだろう。
最近あらゆる週刊誌で不仲説が囁かれているが、今後のSMAPの動向にどれだけの影響があるのか?


草g: 「最近ジーンズを見てますと、・・・・(少々放心状態)ボクは常に物事をやるときにですね、
あんかうまくやろうとかこうちゃんとしたことをやらなきゃいけないんじゃないかとか、オモ
シロイことをしなきゃいけないんじゃないかとか、ちゃんとしたこと言わなきゃいけないんじ
ゃない(?)とか思うんですが、そういうふうに気張ってしまうとワタクシいつも失敗してし
まうんですよ。で、ジーパンを見てますと、ほんと自然なカタチで色が落ちていったりシワが
出てきたりホント無理をしてないなってのが最近ジーパンを見てて思うことなんですね。」


バラエティーや歌など活動の幅を広げている草gはジーパンに勇気づけられるという。そんな心の友ともい
えるジーンズはベッドサイドの防災グッズのなかにも備わっているとか。日々、どんどん増えていくジーン
ズは現在70本以上もの数となり、防災グッズの中までも範囲を占めてしまうほどで今ではジーンズしか備わ
っていない防災袋の中身だという。なにか災害が起こったときはジーンズだけを抱えて逃げるんだろうなぁ
としみじみ。

この日のコーディネートはブルージーンズにベージュのジャケットのスタイルだったが、本人はどうも不満
げのようで2つまくりにしていた袖をのばしひらきなおり。だけどガホっと羽織るカンジもなかなかイケて
たように思うが・・・。



   記 者 : 4年連続の受賞であと1年で殿堂入りになること対してどう思う?
   草 g : 木村クンがすでに殿堂入りしているのでボクもしたいなと思います。グループで2人
         も殿堂入りしたら幸せな気分になるし、なんとかできればいいかなと思ってます。

   記 者 : ベストジーニストに対して意識はしていたか?
   草 g : やっぱり不安はありましたね。どんどん若手が出てきてるんで。YA・YA・YAと
         かKA-TUNとか後輩たちも続々出てきてるんで不安はあったんですが、こう資料
         をいただきまして、"あぁ良かった・・"と思いました。

   記 者 : どういうところが選ばれたポイントだと思いますか?
   草 g : 日頃からテレビでもジーパン履いてますし、お店に自分で足を運んでるところがいい
         のかなと。ほんとにこう自分で履いて目で確かめないと気が済まないところがありま
         して、どんな店でも自分で行くところがいいのかなぁと思っております。

   記 者 : ジーンズ選びのポイントは?
   草 g : まずは自分を知ることが大事。ジーパンもいろんな種類があるんですが、自分が好き
         なものと自分が似合うものは違いまして、その中で少しずつ自分を妥協していくとい
         うか。だからジーパン探しとは自分探しみたいなものですね。

   記 者 : 堂本剛のセンスはどうですか?
   草 g : すごくカッコイイと思います。個性があって。一緒に仕事するときなんかどんなのは
         いてんんのかなぁなんて勉強させてもらったりしますね。


(※ちなみにこの日のジーンズはビンテージものとかではなく
ふつうの値段で買えるタイプのものだという。)



   記 者 : キムタクとのはきこなしの違いは?
   草 g : 木村くんのはきこなしを実際にマネしてみると似合わなかったりして。どちらかとい
         うと木村くんのほうがハードなカンジがするんですけど。やっぱりその人の性格だっ
         たりとかがジーンズにも繁栄してるんじゃないかと思います。

   記 者 : 来年への意気込みを!
   草 g : 来年は20周年にもあたりまして、ボクも来年いただけると殿堂入りできるということ
         で、ノドから手が出るほどほしいんですが、選出部門のほうでもトロフィーをいただ
         いておりまして、あの全部で5つあるんで、もしそれで取れなかったらそのひとつを
         含めた上で納得しようと思ってますんで気負わずいきたいと思います。」

   記 者 : 米倉さんのジーンズの着こなしはどう?
   草 g : 米倉さんはなにぶん足が長いんで隣にいるのはどうかと思ったんですけれども・・・
         ジーパンが切れてるところとかカワイイと思いました。でも足が長くても長くなくて
         もジーパンは似合います!





また、女性部門の1位は様々な場での露出度の高い米倉涼子。本人は待ちに待った賞でいつもテレビの中で
賞を受ける人に憧れのまなざしをおくっていたというくらいかなり嬉しい賞らしい。一般投票なので現状を
身にしみて感じる事ができ賞に対しても実感があるという。普段はいつもジーンズであるという米倉は、常
に身近に感じる存在だと語る。




          
          ▲米倉ほどのスタイルの持ち主でもコンプレックスはあるという。




   米 倉 : 映画のお仕事で最初から最後の撮影までずーっと同じ1本のジーンズをはき続けるっ
         ていうのがあって、きれいなものが最後にはもう汚くなっていって・・。でも、すご
         くアジがあって愛着が湧いて。ふつうのお洋服だと汚れてしまったらどうしようと思
         うモノでも、ジーンズだとどんどん好きになっていったりするじゃないですか。自分
         のものなんだ、私のものなんだって。そう思えるのも楽しいし。」


ジーンズは一番コーディネートの幅が広いファッション。
白いTシャツにブルージーンズの着こなしが米倉のもっとも理想とするものだという。ブラックの穴空きジ
ーンズに腰をのぞかせたセクシーな着こなし方はさすが、ハイセンスがひかる。
ジーンズになりたいと思う男性も多いのではという問いかけに「私もなりたい!」と即答したのはエッセイ
ストのパンツェッタ・ジローラモ。


  記 者 : ジーンズをカッコよくはくためのアドバイスは?
  米 倉 : 好きになることですよね。その日の気分や体つきなんか私は結構変わるので、履いてみ
        ないとわからないんですけど、だいたい5本くらいはきまわししながら決めたりするん
        ですね。鏡を見て自分が納得できるコーディネートを作ることができるんだという前提
        で楽しんで選べばいいと思います。





       ▲「ボリュームのある石のアクセや超ロングマフラーが今年流を出すポイント」
        とアドバイス。



  米 倉 : 日本人の女性はジーンズが似合わないとかっていう固定観念があるじゃないですか。外
        国のかたはお尻がツンとあがってるじゃないですか。やっぱり生まれつきじゃないとか。好
        きなぶんだけはいてればそれも馴染んでくるかなと思います。






  記 者 : エレガントさを出すには?
  米 倉 : 私はシンプルに白いシャツ。キレイめジーンズ。ベルトをレースとか入ってるモノにし
        てみたりとか。とにかくジーンズ以外でアクセントになるようなモノをおいてあげると
        いいような気がします。





競技会選出部門においては年を重ねるごとにその魅力を増していく女優の黒木瞳や6月のワールドカップで
はリーダーとして若き日本のアスリートたちを引っ張っていたゴン中山こと中山雅史が選ばれた。










黒木 瞳 : 「ジーンズは季節を問わず、年齢を問わず、性別を問わず、みんなが楽しめるモノな
ので、逆に私らしさを表現するのにとても難しいファッションの一つです。だからこ
そやりがいもあるんですけれども、働くおかあさんには必需品の一つですので、いろ
いろと試行錯誤してトライしてきました。」





▲プライベートを覗き見られたみたいで嬉しいとまで語った黒木。





  記 者 : お子さんとお出かけになるときはジーンズが多いんですか?
  黒 木 : 多いですね。"またこれ?"って言われちゃいますね。彼女はスカートが好きな年頃です
        のでスカートを履いてほしいらしいですけれども。
  記 者 : どんなところで自分らしさを出そうとしてますか?
  黒 木 : 夏だとTシャツ、真ん中の季節だとシャツで冬だとセーターが多いので
  記 者 : ジーンズの魅力は?
  黒 木 : 寒いところではどこでも着ていけるというふだんは大人のジーンズのファッションがで
        きるっていうのが魅力。


(探偵ファイル)



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