●更新日 06/17●


働く人の憂鬱シリーズ 〜デリヘル嬢の憂鬱


不景気に法規制のダブルパンチで風俗業界はかなりピンチだ。価格競争は激化し、3000円のピンサロや10000円を切るソープが出現している。そんな中プレイスペースを必要とせず、深夜営業が出来るデリヘルは比較的安定した業績を収めているというが……。今回は揺れる風俗業界にあって再び注目をあつめるデリヘル嬢達に話を聞いた。

取材協力:速達サービス赤坂店


―― デリヘルで働いているのはどんな女性が多いですか?
チカさん(21)「わたしもそうなんですが、昼間はOLとして働いているという女の子は結構多いです。後、キャバから転職というのも良く聞きますね。社会できちんと働いていたり、接客を長くやっていたりする子が多いから、基本的にみんなコミュ力あって明るい印象です」

―― 一般の方が知らない裏話を教えてください。
アイコさん(22)「芸能人やVIPの方が多いことでしょうか。お店でプレイするタイプの風俗店だとばれちゃいますからね」
ツグミさん(20)「『店のバックにヤの人はいるの』ってたまにお客さんに聞かれます。私は3回店を変えてますけど、見たことありませんねー」

―― デリヘルで働いてよかったと思うことは?
ミカさん(24)「普段自分が足を運ばない土地に行けることです。山手線沿線を全部コンプリートしたときは、すごく達成感がありました。あとプライベートでは絶対に行けない高級ホテルに入れること。一度パークハイアット東京でルームサービスをおごってもらったことがあります。まさにお姫様気分(笑)」

―― 笑ってしまうようなエピソードを。
ツグミさん(20)「プレイの注文に『レズプレイ』とあって、部屋に行くとお客さんはおじさん。???と思っているとおじさんが服を脱いで『どう綺麗?』って聞くんです。おじさんは女の子でも恥ずかしいようなランジェリー姿で(笑)。プレイはノーマルだったんですが、最後まで女言葉をしゃべってらっしゃいました」

―― この業界にこれから入ろうという人へ一言。
ミカさん(24)「接客業だということを忘れないことですね。水商売だと思って仕事をなめていると、お客さんにも伝わります。お客さんもいい気はしないし、指名が減ります。どちらにとってもいいことなし。強い意志を持って仕事をしてください」



ありがとうございました。競争が激しくなっている風俗業界は業界としてかなり成熟している模様。それにともなって働く人々の層も成熟して、高い質のサービスを提供しようという意識が個人レベルで高まっているようです。これからも頑張ってください!



山崎



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