●更新日 03/31●


カルデロンの棲む街


入管法違反のフィリピン人でありながら、誰に入れ知恵させられたのか、日本で生まれた娘を盾にゴネまくってなんとか日本に在留しようと試みた事で一躍全国的な有名人となったカルデロン一家。

結局夢かなわず、娘のり子を日本に残し来月上旬にはフィリピンに帰る事が決定している。

彼らは何故、そこまでして日本に残りたかったのか。そんなに日本がいいものなのか。

彼らの暮らす環境は、街は、どのようなものなのだろうか。

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埼玉県蕨(わらび)市。

のどかで都心のようなゴミゴミした圧迫感は無いものの、駅前には飲食店から商業施設や公共施設から娯楽施設まで一通り揃っている。

蕨駅はJR京浜東北線の駅で、入管最寄りの品川まで乗り換えなし1本で行ける交通アクセスの良さ。

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蕨周辺にはなぜかイトーヨーカドーが充実しており、近辺には3件ほどあり買い物し放題。

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大型ショッピングモールなくとも、昔ながらの人情と味のある大規模商店街。

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大荒田交通公園。公園内に信号機や横断歩道のあるユニークな公園。幼児から交通を学べる。近隣には図書館などもあり、自然も多い。環境としては特Aクラスの町だ。

のり子さんの中学校というのも見てきた。校庭と競技場が広く、スポーツ教育に力を入れているようで青少年たちが部活に真剣な汗を流す。極めて健全だ。

確かに、フィリピンにはこれほど平和で穏やかに人を育める環境は無いのかもしれない。 日本を離れたくないという彼らの気持ちが、少し、分からなくはないような気がした。



オナン



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