1996年4月11日 池袋殴打殺人事件
 平成8年4月11日の夜23:30分頃、立教大生の4年の小林悟さん(21)が池袋駅のホームで男性にからまれ、口論の末に突き倒された小林さんは頭を強く打って死亡した。

 小林さんは普段どおりの帰宅途中に、池袋駅のホームで1人の男性にからまれた。大勢の人たちがまわりにはいるが誰も止めに入らない。「関わって巻き込まれるのはいやだ」きっとその場にいた誰もがそう思っていたのだろう。そうこうしている2人の口論は激しくなり、激昂したのか小林さんにからんでいたそのサラリーマン風の男性が小林さんを突き倒して、倒れた小林さんはホームに頭を強打した。それを見届けると、その男はそのまま山手線に乗り、逃げた。そのときに頭を強打したことが原因となり、小林さんは死亡―。

「なぜ悟は死ななければならなかったのか―」
 両親は語る。
 父の邦三郎さん(当時50)は「こんなことが二度とないように・・・。」
 母の紀美子さん(当時44)は「けんかと無縁の子だったのに。理由が知りたい」
と言う。そして犯人が捕まって欲しい。その願いを込めて事件後、事件のあった7,8番線のホームで両親と悟さんの友人達は情報提供を呼びかけるビラに一枚、一枚、願いを込めて一万枚以上を配布した。そのビラは悟さんの妹の手書きで出来ている。

 ここまでに警察に寄せられた18件の目撃情報では犯人は山手線で日暮里駅まで乗車していたことが判明しているが残念ながらその先の目撃情報は未だ寄せられていない。

 あれから6年が過ぎようとしている。すでに事件は風化しつつあり、時効も平成15年4月10日と、すでにもう期限まで一年あまりとなっている。
 しかし、世間では風化したとしても両親の心の中ではこの事件はまだ風化していない。
そして絶対に風化させたくないとの思いからだろう。ついに犯人逮捕の有力な情報を寄せた人には1000万の懸賞金がかけられた。

懸賞内容
 ●「懸賞提供者」父 小林邦三郎さん(埼玉県)
 ●「資格者」犯人の所在等に関する情報を池袋警察署に通報したかたです
 ●「懸賞期間」平成15年4月10日までとします。(時効)
 ●「支払対象」(1)逮捕に最も大きく結びついた通報と判定された方が数名の場合は等分してお支払いします。
(2)通報者が匿名等で特定できない場合はお支払いしません。
 ●「注意事項」協力された方々の氏名などは公表しません。

 犯人を発見しても決して自分では逮捕しないでください。逮捕権限は一般の方にはありません。

犯人の特徴
 ○年齢 24〜38才くらい
 ○身長 170〜180cm
 ○体格がっちり、小太りのような印象
 ○まぶたが重く、座ったような目付き
 ○右目尻に穴上の古傷3個位あり
 ○両まゆ毛とも目尻にかけ大変うすい
 ○二重あご、耳が大きい
 ○犯行時、黒っぽいグレーの背広


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