●更新日 2/22●

 


名探偵と美女のどっちを取るのか

 

RR探偵社、八坪の挑発を受け、私は大阪へと旅立った。
この彼女を分けてもらえる・・・
罠かも知れないのに、期待に胸とあそこを膨らませて。

心斎橋に着いた。待ち合わせより三時間も早く。


約束の時間が来た。むっ!向こうから来るあの
変な頭は・・・
 



    だぁっはははあ〜〜っ

八坪なんかどうでもいい。おおっやっぱすげ〜かわいい。
どうしてこんなかわいい彼女がこんな男に(金も無いのに)・・・。
聞きたい、ど〜しても知りたい!
 



おい、BOSS、あんた覚えてるか?

え、何を?
すらっとぼけんじゃね〜よ。俺が東京にいる時のことだよっ!
(何かすげ〜怒ってる・・・・)



俺の大切な依頼者を横取りしたの、忘れたのか?
そのおかげで、俺は、俺は・・会社クビになっちゃったんだよっ!!
(こいつ、こー見えてまだ29才なんだよな・・・かわいそうに・・・)
 



あ〜、あれね、チミの会社のたった一人のお客さんだった・・・
にゃ、にゃにおうっ!!
そんなの逆恨みだよ、ね、八坪ちゃん、仲直りしようよ、ねっ?
 



許さね〜!BOSS、勝負しろっ!俺に勝ったら約束どおり彼女を一日貸してやる!!
え、ほんとに!?やろうやろう早くやろう一分でも早くっ!!
ぐっ・・・その代わり俺が勝ったら・・・
(ゴクンッ)勝ったら?

 

 

 




名探偵コナンを全巻読ませるからな

 

ぎゃああぁあぁあ〜〜〜〜っ

それは俺にとって死刑に等しい宣告だった。
誤ってテレビで見て、ほんの10分で気絶するほどだ。
コ、コナン・・・・馬鹿みたいな謎解き、強引なこじつけ、ヘドが出るキャスティング・・・・。
名前を聞いただけで鳥肌が立ち、うんこがもれそうになる。
俺がこの世で一番苦手なもの、それが「名探偵コナン」だった。

もう、表紙を見ただけで気が狂いそうだ。
こいつ、俺の最大の弱点を、一体いつ調べたんだ?

ど、どうしてそれをっ!?
 


 

だって去年のスパイ日記に書いてあったも〜ん♪

 

墓穴・・・・・

 

 

ーRR探偵社・八坪との対決、次号へつづくー