●更新日 08/24●






【続報】石郷岡病院の准看護師が傷害致死容疑で逮捕〜遺族の思い





【続報】石郷岡病院の准看護師が傷害致死容疑で逮捕〜遺族の思い

あの映像が無かったら逮捕は出来なかったと言われました。

千葉県警は先月8日、千葉県・石郷岡病院の准看護師の菅原巧(62)と田中清(66)を傷害致死容疑で逮捕した。
事件は2012年1月1日。当時33歳で精神科の保護室に入院中の男性患者に対し、着替えの際、首がジストニアで前傾し硬直しているにも関わらず看護師が顔を足で蹴るなどの暴行を加えた。その2日後、搬送先の救急病院で頸椎骨折と診断を受け2年後の2014年4月に他界した。
痣だらけの顔と首の骨折を不審に思った家族が病院に対し、防犯カメラの映像を求めた。4倍速で映像を流されたがすぐに姉は暴行に気付いたという。その動画をネットに掲載。これまで証拠が揃っても逮捕請求に同意されず何年も放置されていたようだが署名活動や必死にブログで訴えたかいあり3年以上経った先月、2人は逮捕に至った。逮捕の決め手は「動画」と姉のブログ「弟のこと。〜その陽はまだ沈まない〜」であった。

お姉さんにお話を伺った。

容疑者2人の逮捕・起訴決定からブログを更新されていませんが「逮捕の報道」が出た時どう思いましたか?
――いや、もう。これからが本番です。真相究明に向けて。だってまだ終わりじゃないから。
2人共、黙秘しているみたいですね。今のところ、被告らが何て話したか出てませんし、裁判を待たないと。大変だけど、乗り越えないとね。弟が身体を張り教えてくれたと言っては何ですが、色々な事を知ることが出来たし精神科以外でも療養病院の事や薬の事も調べるようになって…
学ぶことは沢山ありましたよね。


ブログの批判も多いって本当ですか?
――あることない事、たくさん書かれました。例えばキチガイなんだから、あんたが面倒みろとか。暴れている方が悪いんだ、死んで当たり前とか。じゃ、病院いらないじゃないですか。
それに弟が日常的に暴力的だとかありえません。2回だけですよ。
1度目はパキシルを飲んで1ヶ月くらいの時に引っ越し屋を衝動的に殴ってしまいました。アクティベーションシンドロームってご存知ですか?
抗うつ薬で衝動性や攻撃性が増したようです。軽傷とはいえ、相手の方にはご迷惑をおかけしてしまいましたが…
2度目は、お風呂を嫌がって父を殴って怪我をさせてしまい、石郷岡病院に入るきっかけとなりました。トイレなど母では面倒を看るのが不安だったので入院になりました。そういうのが「落ち度」ととられて「入院は暴れて手に負えないから」みたいに思われています。実際2007年から2011年は自宅にいますし、暴れてどうのこうのではないのは分かるはずです。


石郷岡病院の看護記録を見せてもらっても「抵抗」という文字はあったが、暴れて手に負えないなど記載はなかった。
逮捕された1人は黙秘、もう1人は「正当な医療行為」と容疑を否認し、同病院はお姉さんのブログの削除を願い出ている始末だ。「拡散希望」と書かれた内容が不都合なのだろう。今でも謝罪の無い病院の反論として

「暴れていた患者とはいえ、患者の顔面を軽く抑える行為は適切な看護行為ではないものの、本件のように重大な結果が生じることについて、被告病院の誰もが予想し得なかったことである。」

と書いてあった。動画を見た第三者からすれば、事実を歪曲した責任逃れの表現に憤りを感じる。
そもそも、いきなり現れたと思ったら背後から患者を数人で押さえつけ、オムツ交換と食事を一緒に行う病院だし同じことやられたら誰でも抵抗するだろう。精神科病棟の患者は、家畜扱いしても何も分からないとでも思っていたのだろうか。

【続報】石郷岡病院の准看護師が傷害致死容疑で逮捕〜遺族の思い

彼はそれを理解していたのではないのか?看護がどうあらんとすべきかこの声からも誤っていたのは明白である。

 つづく



土岐 土岐 次回、食い違うカルテともう一つの動画


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