●更新日 11/23●











ディズニーランドと闘う2  〜BOZZ










これの続きである。
私は、デイズニーランドを克服するにあたり、以下のような誓いを立てた。

1 2人の前で疲れた顔や言葉を吐かない。
2 立ちんぼでも口角を上げ笑顔を絶やさない。
3 率先して動く。

何としても3日間を乗り切るんだ。
しかし、私には大きな弱点があった。
ディズニーの1週間前、ローラーブレードに興じてしこたまケツを打ち、激痛に悩まされていた。


ファストパスとやらがあって、そんなに並ばなくていいと嫁に言われたので、淡い期待をしていたがやはり簡単に裏切られた。1日に何度かは待たずにアトラクションに入れる予約券みたいなものだが、入場を整理するスタッフの力量に大きく左右されていたのだ。
気の弱いスタッフは、普通に並ぶ列と、ファストパスの列を平等に入場させてしまう。
一体、何のためのファストパスなのかと。くまのぷーさん90分並んだぞ(T_T)
……朝の9時から夜の10時の13時間。
もう、足の感覚がない。アスファルトがぐにゃぐにゃする。2人は最後まで異常なテンションを持続している。ゾンビか君らは。特に娘は1分たりとも休まない。他のテーマパークとは明らかにノリが違う。



娘



ただのメシ時でさえ楽しませるノウハウがあり



売店での娘



ただの売店でさえマジックショー。娘は大喝采で1時間ねばる。もちろん私は立って待ち続ける。


私はディズニーに提案する。
父親にこれを入り口で配布してはどうか。





おもちゃのバイク



お願い、座りたい。




ーつづくー





BOZZ  渡邉文男










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