●更新日 10/22●
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大臣ダブル辞任でも安倍首相は超余裕





ここに来て、「第2の眞紀子」として法務省を震撼させた、真っ赤なドレスの「うちわ」スキャンダルで知られる松島みどり法相も辞任する意向を固めた。

……。2人ともあまりにお粗末ではないか。

もう1人はもちろん、下仁田ネギまで政治利用したサラブレット小渕優子・経産相の辞任のことである。「政治とカネ」をめぐる疑惑が週刊新潮によって16日に報じられて以来、国会にて厳しく追求されてきた小渕氏は疑惑発覚からわずか5日で辞任。

週刊新潮

小渕氏の疑惑は枚挙に暇がないほど多岐にわたった。

地元群馬県の支援者が、日本橋の劇場「明治座」で観劇した際、費用2600万円あまりを小渕氏の後援会が負担した。実の姉・暁子氏が経営するブティックに各後援会・資金管理団体から300万円以上が支払われていた。政治資金でブランドものの服を100万円以上買い込み、さらには、化粧品、ハンドバッグ、宝飾品、ベビー用品、そして3年連続でクリスマス直前に買ったおもちゃの代金、計12万5000円まで事務所費で賄っていたようだ。

永田町界隈で活動する政治ジャーナリストは次のようにいう。

――先代の小渕恵三元首相が2000年に死去したのを受けて、優子さんが跡を継いだ。選挙中も選挙後も、メディアの取材を周りが一切受けさせず護った。当選して以来、全部他人任せという体質が変わっていないからこういうことが起きたのではないか。


東北弁で「小渕」のことを「オブツ」と呼ぶ。つまり、汚物である。安倍首相は将来、ライバルになるかもしれない小渕氏を経産相に抜擢することで矢面に立たせ、汚物を処理するように水に流してしまった。お腹の弱い首相のこと、汚物が排泄できてスッキリしているかと思いきや、同時に松島法相という赤い血が出ているから痛みが伴っているのかもしれない。

いや、案外、楽観的だったりして。

安倍首相

オブチミストですから……(苦笑)。



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