●更新日 09/17●
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ガンダム・チャレンジ





読者の方から探偵ファイルにこのようなご質問を頂いた。


ガンダム40周年となる2019年に向けて、まさに実物をつくろうと世界中の専門家からアイディアを募っているプロジェクトをご存知ですか?このプロジェクトは、未だかつてない、史上最高のエンターテインメントをガンダムで実現することを目指しております。いくつかの機械工学的なイノベーションが必要だと思いますが、まずガンタリウム合金を造らないと!と思います。


ガンダリウム合金とは、講談社ポケット百科シリーズロボット大全集[1]機動戦士ガンダム(講談社)によれば、チタニウム(チタン)合金を想定している。チタン同様に同素体があり、生産性の悪いα型、実用性のないβ型、剛性と加工性に優れたγ型に大別されている。現実の金属材料の性質を踏まえて良く考えられている。また一般のチタンと異なり月で精製されたチタンとするアニメ観は興味深い。


しかし本プロジェクトでガンダムを構成する材料はチタン合金でなくとも良いと思う。


事実として、チタンの発見は1791年と古いが、単体として分離する手法が確立したのは1910年以降。そして実用合金開発が活発化したのは1950年以降の米ソ冷戦時である。その研究過程でチタンは鉄と同様に同素体を持ち、α型とβ型に大別された。2000年代にはいると、軽くて強いチタン合金は、アルミ合金、カーボン繊維材、及び樹脂と粘土の複合材等に航空機材料としての要の席を譲ることとなる。後者の方が性能が凌駕してきたのだ。


つまり、機動戦士ガンダム宇宙世紀40年間に、現実の材料科学の中でチタン合金は流行期を経て淘汰に至りつつある。


以上が私どもの回答。

少し難しい話になったので、簡単なジオンにちなんだ実験を。

アイル

こんなに可愛いアイルちゃん(写真中央)だが、試験的にシャア専用にしてみたところ

驚いたことに

シャア専用アイル

通常の3倍可愛くなったのだ。



松本企業博士 松本企業博士


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