●更新日 08/19●
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万引き
   渡邉文男









まんだらけの犯人はこの男。







まんだらけの犯人




まんだらけの犯人




こいつは、鉄人28号に何の愛着も無かった。


『万引きしたら顔を晒される』


顔を晒すと名誉棄損だ、そんなことは許されないぞ、という反対派の主張。
そうですか。なら、どうして鉄人28号のブリキのおもちゃが



何十万円もするのか。



それを反対派は知っているのか。



先ず、まんだらけの歴史を知らない。こんな商売は簡単だと思うのだろうか。
どこに店を出すか。
秋葉原にするか…。待てよ、競合が多過ぎる…から始まって、店を出すのに最低で1年、マーケティングに駆けずり回る。
その後、やっと社員の募集と教育、品揃え、競合他社との戦争、金策(これが一番泣ける)
利益を出し、社員の給与を毎月確保し、その家族を守る。
万引き犯はそれらを一切、無視する。

人間の顔をしているが、本質はネズミ。
そいつらは、会社の備品をくすねても何の罪悪感も持たない。
得したと思っているが、本当は損をしている。それすら気づかない。
リスクや消費エネルギー(行動を起こすための食費や過去の投資)を計算したらコンビニで万引きできない。
何故なら、目の前にある100円のお菓子を盗るための減価償却は最低でも2万円だ。
100円のものを盗るために、電気代を払い、ラーメンを食べ、クソをするのに水道代を払っている。
まともに働いたほうが、何倍も生産効率が高い。
親が子供の頃からしっかりと経済を教えていたら、こんな馬鹿なネズミにはならなかっただろう。











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