●更新日 05/12●
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ロト6の攻略法!?





4/30配信のスパイ日記「ディズニーランドの数学者」にて横軸を時間軸にしたある分散図というものを示した。

ロト6の当たり目

これはロト6の当たり目であり、ちょうど平成25年9月12日当選日の第795回から平成25年4月24日当選日の第858回までの期間の当選番号をプロットしてある(赤点はボーナス番号)。ご存知のとおりロト6は1から43までの数字を重複しないように6つ選択して購入する「数字選択式宝くじ」である。

横方向に4つ並んだ点や、縦方向に3つ並んだ点があり、当選番号には偏りがあると思われるかもしれない。

このような偏りを攻略することがロト6戦略の一つなのだろうか。
改めて数字を見てみよう。

表 第850回から第858回までの当選番号
第850回から第858回までの当選番号

第858回には「29、32、33」等の近い番号が偏っているし、直近の高頻出数字は「42」だとも言えそうだ。

この当選番号の数字を少しいじってみる。2番目と1番目の差、3番目と2番目の差、といった具合に当選番号のそれぞれの差を求めたのが下表だ(ボーナスは除いている)。また合わせてAVR(平均値)、STDEV(標準偏差)、CV(標準偏差を平均値で割った値)も列記した。

表 第850回から第858回までの当選番号の差分
第850回から第858回までの当選番号の差分

差分で見ると数字は1から15までの範囲でバラバラに分散しており、均等とは言えない。つまり平均値と偏差の値が近いのである。従ってCVも大きな値をとる。43までの数字を6つ選ぶということは差分の平均値は約7.1に収束するので、選択した数字の差分の平均値を見るのも大切だが、その分散はより注意が必要だろう。

もちろん、ロト6で勝つには、これだけでなく高頻出数字の選択が肝であると思う。しかし、くれぐれも「6、13、20、27、34、41」等、差分平均値が概ね7でありながら偏差とCVの値が「0」に近づくような「確率的に美しい」数字は選択しないように。
次回は高頻出数字の選択則について、我流でございますが記したいと思います。



松本企業博士 松本企業博士


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