●更新日 01/27●




送信者:貴子母
タイトル:初めての手術が終了しました。

只今、入院10日目です。
何とか短い距離なら歩けるようになりました。



送信者:貴子
タイトル:皆と環境に感謝の気持ちを持って下さい

おじさんからメールで経過は聞いてます。
心配しておばさんと面会に来てくれたみたいですね。

父の親戚は食肉加工業と水商売を何十年もやっているし、あんまり柄がいいとは言えないのは確かです。
農家育ちの母から見ると、ガサツで下品な人たちに見えるのは仕方ありません。
でも、先日貴女がやらかした、父のカードで勝手に借金の件では、おじさんたちは本当に心配して、開同のあの人はじめ、あちこちに頭を下げて、お金を集めてくれました。

自分たちが貴女に何十年も散々陰口を言われていることは、当然とっくに知られています。
そんな人が起こした事案なのに、
「そんなん関係あらへん、わしの弟の嫁やんか! 身内やんけ!」
「人間、相性が悪かったら愚痴くらい出るんは当然や!!」って、兵庫や名古屋にまで遁走してくれました。

貴女が勝手にキャッシングした額の大半を集め、少し足りない状況になってから、
私にメールで「だいぶ集めたけど、少し足りんのや…」
「余裕があったら、お父さんとお母さんを助けてやってくれ」って、本当に真摯なお願いが来ました。
いつもオメコだのチンポだの言って、ボクシングきちがいでチンピラとスパーリングばっかりするフザケたおじさんが、あんなに真剣になったのは初めて見たよ。

父の血縁者に、貴女の借金を背負わせるわけにいかないと思いました。
だから私が全額、苦肉の策=92,939円を用意しました。
その流れが無かったら、あのお金は東南アジアの病院で余命いくばくもない子の苦痛を取り除くために使う予定でした。

貴女が色々と我慢がきかず、不平不満が多くてヒステリーをこじらせるのは、私に遺伝している発達障害のADHD「注意欠陥多動性障害」が原因の一旦でしょう。
私が小学生時代、貴女が週に11個やらせた習い事の中でパソコンがあったのが幸いでした。
7歳からパソコンに触れ、プログラムを組み知識をつけ、13歳でネットができる幸運に恵まれました。
25年前は「中学生がネット」なんて珍しかったから、NHKとかいろんな取材が来て、鼻高々でテレビに出ることができ、ミーハーな貴方がとっても嬉しそうにしていたのを覚えています。
今の時代は当たり前のことだし、ほんのちょっと時代を先取りしていた程度だけど。

昔のネットは機械マニアの大人ばかりで、理系の優秀な大人と触れ合ったことで、発達障害の自覚は早くからありました。
だから、ADHDの名前と特徴を知り、9割以上当てはまっていたので、20年近く症例対策をしました。
専門医の診察では「不注意優勢型ADHD」で、私がしょっちゅうコケたりぶつけたりするのもそのため。
ちなみに遺伝性なので、特徴の一致を考えると母から遺伝しています。

この障害の特徴である「一般人を上回る長所が発生」を活かして仕事ができているけど…
今の年齢からは矯正が効かないので、母から担当医に相談して、投薬・カウンセリングによる感情抑制など、専門家の指示を仰いで下さい。

夫の収入が少なくてお金をもらえないだとか、リウマチで痛くて辛いだとか色々苦しいことがあっても、日本に産まれただけで世界一恵まれた人種ですよ。
自覚できないだろうけど、人間関係にも恵まれているかと。
父の親戚たちは下品だけど、そうじゃないと西成のあんな場所で何十年も水商売なんかできないよ。
下品なのを一番自覚しているのは、彼等たち自身です。
職業上必要な特性を嫌って疎遠にしたのは貴女ですよね。
表面だけ見て、彼等の内面の「情の深さ」を無視し、陰口を言いまくっていた自覚はさすがにあるよね。

不平不満が多くなるのも発達障害の特徴だけど、どういう欠陥があるか自覚できれば、ちゃんと環境を見つめなおすことができるはず。
色んな人に支えられて生きていられることに感謝して、いけすかない相手にも、口だけでなく本心から「ありがとう」を言えるようになれる人間になれるのが理想的です。
大変難しいことだけど、このままでは、貴女本人も周囲も、今よりもっと辛い状況になってしまう。

これ以上の負の連鎖を止めるためにも、色々な事案について良い感情を持っていけるようにして下さい。


送信者:貴子母
タイトル:貴女の言うとおりです

おばさんへのわだかまりもなくなってきた。
今は自分自身への反省でいっぱいです。
長男への対応やお金の管理に杜撰だった事とかね。
いつも「何とかなる」とたかをくくってたけど、何とかしてくれたのはいつも他人だった。
こんな生き方しかできなかった自分を今は思い切り悔いています。
貴女や弟に対しても後悔(懺悔)する事ばかりです。
出来の悪い母でした。
今は心底そう思ってます。


送信者:貴子
タイトル:専門家の指示を仰いで下さい

反省はサルでもできるし、メールや手紙という形で文章にすることで自己満足して自己解決する節が、過去の傾向から見受けられます。
お金の管理が杜撰なのは、バブル時代に団地生活していた人には多いうえ、ADHDはその能力が欠けているのも特徴で、仕方ありません。そこ、反省するところじゃないです。
矯正できずその年齢になってしまったら、父の取った「生活費を渡さない」という手段以外に方法はありません。

発達障害は問題を発生させやすいし、自分1人で解決できないのも当然です。
そこも反省するところじゃないし、簡単に解決する能力のある情の深い父の親戚を遠ざけたのは貴女です。
むしろ、1人で思い込んで色々と行動した結果、あっちこっちに支障が出ているのが現状です。

親としてはまず、貴女の教育課程で精神を完全に崩壊させ、生活能力を全く無くしてしまった長男を、少しでも心身が健全な状態に矯正し、他人に危害を与えず、平均寿命の範囲内まで生きられる準備に尽力するのが筋でしょう。
私は専門家ではないから、担当医・カウンセラーさんに相談し、最も適切な指示を仰いで下さい。

自分自身の発達障害は、図書館やネット検索でADHDの情報を集め、知識をつけたうえで、やはり専門医に相談を。
日本ではADHDは半年ほど前にやっと「大人用治療薬」の処方が最初に認可され、先月20日にまた新しい薬が認可されました。
なにせ研究段階の発達障害なので、研究医の方々も頑張ってくれています。

夫婦間の亀裂は手遅れとしても、統合失調症まで発症した長男に父の悪口をはじめ、親戚に関するネガティブな情報を与えないことが、今後の健全な生活に繋がるでしょう。
貴女が父と父の親戚を悪者にし、不平不満・愚痴を毎日のように言い続けた結果、父をかばった私は長男から深夜に殴られて血まみれになったことが何回もあります。
現在、父が不当な罵倒罵声を受けているのも知ってます。

母と長男のために、立ちっぱなしの警備員の仕事を何十時間も、真夏も真冬も続けている父が、なんで「変態!」「早く死ねクズ!」「出て行け!」などと言われなければならないのでしょうか…
長男は私と違ってADHDは遺伝していない模様だし、とても健康的な男子だったのに…
統合失調症にまで追い込んだのは貴女ですよ。
まあ、私も古くからネットをやっていなければ、もっとヤバイ人間になっていたか、自殺していた自身はあります。

本気で反省しているのであれば、退院後、お姑さんのの仏壇に線香の1本でもあげに行き、父方親戚に対する体裁を取り繕う行動を考えるはずでしょう。
それこそ形だけでよく、今後深い付き合いをしなくていいわけで、相性が悪くていけすかない人間相手にもそれをやれて、初めて「懺悔」と言えます。

それをやろうがやるまいが私は関知しませんが、大人としてどうすべきか考えて行動して下さいね。











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