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[今度は]ソフトオンデマンドにAVを売り込んできた!その2 つづき





続いても、オナン写真の作品。この作品で初めてKさんが黙った。

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写真 「……」

Kさん「新しいコンセプトですね」
探偵「おお!」
Kさん「ただ、最近AV女優を志望される女性が大勢いて、一部ではギャラが下がっているんです。ちょっとこの企画は生々しすぎる、かな……」

なんということだ。コンセプトも新しければ、ボツの理由も新しかった!


こちらの企画もあと僅か。次はえりす写真の作品。

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Kさん「これも面白いですねー。もっとギャグテイストを強調していくといいのかもしれません。例えば精液を撒き餌のようにするとか。見せ方次第ですね」


なんとかオリジナリティある企画をプレゼンできる流れになってきたが評価はいまだによくはない。
最後を飾るのは探偵ファイルのエース、土岐写真の作品。最後でせめて良い評価を!

写真
Kさん「……」
探偵「……」
Kさん「えっと」
探偵「はい」
Kさん「土岐さんって、現代アートの関係の人か何かですか」
探偵「いや、すんません、よくわかりません」









結論は明らかだ。


完敗


プレゼンしたほとんどの企画に、類似の作品やさらに高いクオリティの作品がすでに存在していた。
さすがは「企画のSOD」というべきか、業界の風雲児の実力をまじまじと思い知らされた結果だった。Kさんは語る。

「今回の企画祭りでは1万件以上の応募がありました。確かに僕らはユーザーさんに喜んでもらえる企画を年がら年中考えていますが、やはり仕事としてやっているとアイデアが偏ってくる。1万件の中から勉強させてもらい、最先端の作品をこれからも目指してきます」

企画祭りの特設サイトでは、1万件以上の応募の中から商品化に輝いた4作品を含め、8作品が掲載されている。今回は完全に敗北した。しかし、必ずリベンジは果たす。そう誓ったオナンとニノマは、SODの試供品をもらってニコニコしながら帰った。



構成/ニノマ ニノマ

協力/SOD
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タグ:記者別 ニノマ





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