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強盗にケチャップをかけてもらう 2
グアテマラのホットドッグ
余談だが、グアテマラのホットドッグはウインナーをみじん切りにするらしい。
さて、ケチャップ強盗を待ち受け無くてはならない。実はグアテマラは、ケチャップ強盗云々を除いても滅茶苦茶に治安が悪い。ターミナル周辺は人相の悪そうな奴らが大勢たむろしている。これは早々に襲われるのではないか、と思っていたのだが、
孤独
強盗はおろか、犬すら寄ってこない。何故だ。ケチャップ強盗のブームは去ったのか。それともカメラ係とビデオカメラ係が私を取り囲んでいて、どう見ても罠にしか見えないからだろうか。そんな時、
「×△□♪♯○!!!!」
えっと、お前は、何?
ケチャップ強盗を釣ろうと思っていたら、何かわからないものを釣り上げてしまった。猛烈な剣幕で叫びながら詰め寄ってくるのだが、意図が全くわからない。落ち着いて話を聞いてみると、つかめ始めた。
「そのホットドッグをよこせ」
「え?え?」
「もう10日も食べてない」
「それは明らかに嘘でしょ」
「よこさないと何をするかわからないぞ」
もしかすると私は今ホットドッグを強盗されようとしているのだろうか。っていうか、奪うべきものは他にあるだろ。私は全財産が手にもつホットドッグしかないと思われるほど貧乏そうなのだろうか。泣くぞ。
そうこうしているうちに、
ひったくられた。
どうもこのおっさん、ヤク中らしく、ホットドッグを奪うとおいしそうに食べながらふらふらとどこかに行ってしまった…。
…えーと、「ケチャップ強盗にケチャップをかけてもらう」作戦、結論です。
グアテマラではホットドッグをもって歩いていると、
ホットドッグを強盗される(涙)
ニノマ ![ニノマ](../../../../icon/ninoma.jpg)
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