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おせち騒動から1年、バードカフェの現在





1年前に世間を騒がせた、外食文化研究所・バードカフェによる「おせち騒動」。

以前の記事で紹介したように、バードカフェは「OKANO HOUSE」として営業を再開していた。読者からの情報によると、3ヶ月前に「チーズ工房カマンブルー」に再び店名を変えたという。内装は、バードカフェの頃と同じだ。

おせち騒動から1年、バードカフェの現在

オープン時のスタッフ募集に使用していた電話番号は、外食文化研究所のものだ。運営元は株式会社サザンとなっているが、おせち騒動の頃から水口憲治社長の身内の会社として名前が挙がっていたので、覚えている人もいるだろう。

現地を訪れ、店の近辺でしばらく様子をうかがう。通りがかりの人々が店先の看板を見たり、店内をガラスドア越しにのぞいたりすると、店員が勢いよく飛び出してくる。それに驚いて、足早に立ち去ってしまう人もいた。

店内には、数組の客が入っていた。最初に、お通しが出てくる。ここで、店員からチーズについての蘊蓄が語られる。この店でしか食べられない、珍しいチーズらしい。味は、ごく普通だ。

おせち騒動から1年、バードカフェの現在

いくつか料理を頼んでみたが、驚いたのはサラダだ。誇張なしに、これほど味付けの濃いサラダは初めて食べた。何か飲みながらでなければ食べられそうにない。

おせち騒動から1年、バードカフェの現在

店を出て、裏手に回ってみる。おせち騒動の直後、産地偽装の証拠となる書類がゴミ袋から発掘された場所だ。1年前に訪れた時と大きな変化はなかった。

おせち騒動から1年、バードカフェの現在

料理の味や盛り付けも含めて、おせちから想像するようなひどいものではない。接客も悪くなく、気軽に利用できる価格設定になっている。好みは人それぞれだが、あまり特徴のない、万人受けを狙った味付けのように思えた。とはいえ「チーズ料理専門店」を名乗るには、味付けやメニューの構成に、もう一工夫が必要だろう。

ちなみに、入口に置かれたメニューでは、最も肝心な部分の文字が消えていた。

おせち騒動から1年、バードカフェの現在

これを見た時、一抹の不安を覚えた。



高橋 高橋




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