東電テロ予告、mixiでも発覚！過去の写真も流出

先日の記事で扱った、「東電社員」と名乗る人物による発言について、続報を配信する。

twitterでの発言は、原発を盾にした恫喝行為ではないかとのことで、非難が殺到した。この人物は、mixiでも原発関連の発言を繰り返していた。それについては当初から話題になっていたが、その中にもテロ予告があったことが確認されている。

東京電力への各種の批判に対して、反論を提起している。同社社員の大半は原発に関わっていないこと、地震で壊れた送電設備や火力発電所の短期間での再生、福島第二原発の危機回避というファインプレー。このような現場の人間の活躍という事実があり、そうした人々が非難されることは不当であるという。

そのような非難は、結果として最悪の事態を招くと主張する。
「ウチの社員がやろうと思えばやれる事ってなんだろうか。　・管轄エリア全体の送電停止　・送電網整備のボイコット　・発電所の運転放棄＆手放し放置　まあ、要はあまりウチの社員を無差別批判で怒らせない方が良いという事。仮に原子力発電所の運転員が一致団結した場合、誰も炉心暴走を止められないから。発電所を安全運転させる為には、発電所が暴走する条件を知らなくちゃいけないんだから、運転員はどうやれば発電所が暴走し、爆発するか知ってる。正直な話私も知ってる。だからどこを整備すればいいのかも解るんだけどさ。最悪のシナリオは、全国の電力社員によるテロ停電だからね。そうなったら日本沈没なんて余裕。」



この騒動では、当該の男性の名前をネット上に書き込む人物が出現。そして、mixiのプロフィールにも書かれていた5月8日の音楽関連のイベントの告知ページに、同じ氏名の人物が発見された。



すると、そのページに非難の書き込みが殺到することに。その結果、ページごと削除され、イベントの中止が決まったとの告知が30日に掲載された。

当サイトでは5月1日、イベントを企画していた島村楽器のイオン長岡店に取材を申し込んだ。



同店の店長によると、この騒動に関する問い合わせ等はなかったそうだ。だが、会社で検討した結果、様々な混乱が発生する可能性を考慮して、ページの削除とイベントの中止を決めたという。

では、騒動の原因となった男性から連絡があった、もしくは島村楽器から連絡したということはあるのだろうか。この質問に対しては、具体的な回答はできないとのことだった。今後、本件について新たに何らかの対応を行う予定はないという。同じイベントを再び行うことは難しいが、同店では定期的に音楽関連のイベントを実施しており、それによって代替する模様だ。

前回も触れたように、本人らしき人物が楽器を演奏している動画も発見された。それに続いて、4月30日の夜には、学生時代に撮影したものと思われる顔写真がネットに流出した。この二つを見比べると、顔だけでなく氏名も一致し、同一人物であることが分かる。その他、本人に関する各種の個人情報も暴かれている。



この男性が、どこまで本気で一連の書き込みを行ったのかは定かではない。しかし、それによって人々の感情を逆なでし、東電や島村楽器をはじめ、各方面に少なからず影響が及んだ。

原発に関わる人間としての責任を問う声もあるが、

それ以前に、社会人としての常識が
根本的に欠落していたとしか思えない。




高橋