●更新日 04/21●







バードカフェ復活!まだまだ出てくる新事実





今年1月から震災前まで世間を騒がせ続けた、外食文化研究所の騒動を覚えているだろうか。同社が経営するバードカフェが製造したおせちが、あまりにも酷いとのことで話題になった。 (関連記事一覧)


この度、バードカフェ横浜店が復活したとの情報が寄せられた。


以前の記事で触れたように、同店は「THE GRANCH」という名称で営業再開を試み、ネット上に求人広告も出していた。ところが、あまりにも時期尚早であるとの批判が続出し、再開には至らなかった。

その後に大震災が発生し、すっかり話題にならなくなっていたのだが、再開に向けての準備を整えていたようだ。新たな店名は、「OKANO HOUSE」。同店の住所が、横浜市西区岡野であることに由来する名称と思われる。

バードカフェ復活!まだまだ出てくる新事実

ぐるなびの「みんなの口コミ」も、いつの間にか「横浜貸切パーティー専門店 OKANO HOUSE PARTY LOUNGE」に変わっていた。該当ページのキャッシュでは、「バードカフェ横浜店」だった時期の内容を確認できる。

バードカフェ復活!まだまだ出てくる新事実

震災発生に伴い、これまで扱う機会を逸していたが、当サイトはバードカフェ関連の問題について、その後も取材を継続してきた。今回は、現時点までに全く出回っていない情報の一つを公開する。

騒動を振り返ると、おせちの食材と思われる見積書や納品書が発見されたという出来事があった。当サイトでは、それらの書類を撮影してネット上にアップロードした人物に接触し、実行に至る経緯を聞いた。この人物曰く、画像はネット上に公開しなかったものも含め、1月11日に消費者庁に実名で提供したとのことだった。

しかし、消費者庁への連絡に先立って、この人物は、画像を読売新聞の横浜支局に提供していたのである。読売へメールを送信したのは、1月5日。世間でバードカフェが話題になったばかりの時期である。4日の夜、横浜支局に電話をかけて話したところ、画像を送ってほしいと頼まれたそうだ。その後、読売からの連絡はなかったという。

画像を見れば、書類がおせち関連のものである可能性が高いことは、容易に判断できたはずだ。それにもかかわらず、読売は動かなかった。読売が掲載した過去の記事を一通り調べたが、これらの画像に関連する報道は皆無だ。

バードカフェ復活!まだまだ出てくる新事実

もしあの時点で読売が独自の取材を進め、
関係省庁にも働きかけていたなら、
もっと早期に真相が解明されていたに違いない。




高橋




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