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●更新日 04/13●
ブラジルの寿司がヤバい
今や世界中で愛されている寿司。もちろんブラジル・サンパウロでも人気が高い。
本格的な寿司バーのほか、ポルキロと呼ばれる大衆食堂でも食べることができる。
ポルキロ
ポルキロは好きなものを皿に盛り、重量に応じて代金を払う形式だ。
せっかくなのでブラジルの寿司を紹介したい。
![ブラジルの寿司](image/002.jpg) ![ブラジルの寿司](image/003.jpg)
![ブラジルの寿司](image/004.jpg) ![ブラジルの寿司](image/005.jpg)
生魚は現地の嗜好の影響かサーモンが中心。巻物の種類が豊富で、サーモンの巻物を天ぷら風にした寿司など、ユニークなものが目を引く。
これで約500円。
サーモンはチリが近いだけあって新鮮で旨い。肝心のシャリも、やや甘めだが日本と遜色ない。なんだなんだ。海外の日本食というと時たま衝撃的なハズレが存在し、例えば「味噌ラーメンを注文したら味噌汁にインスタントの麺が入ったものが出てきた」とか「カツ丼がケチャップ味だった」なんて話はざらだが、ブラジルの寿司はまともじゃないか。……と思っていた。
梅肉の巻物を揚げたもの、らしきもの
ではなかった。梅肉に見えたのはいちごジャムにシナモンを混ぜたものだった。醤油をつけて食べてしまった。なんか、こう、無性に人を刺したい。
鉄火巻き、であって欲しい
ではなかった。まんまイチゴです。みずみずしい果肉と酢飯、そして醤油が絶妙のコントラスト、もとい混沌を生み出して、なんか、こう、死にたい。
タクワンの巻物……?(もはや祈り)
ではなかった。マンゴー。脳みその中もトロピカル。海原雄山(※)に出したら殴り殺されそうなものばかりだが、一番凄まじかったものはこれらではない。
※高名な美食家。趣味は営業妨害。
見た目が地味すぎて写真撮り忘れた。
噛んだ瞬間、強烈な甘みと魚の血の味が広がる。正体が全くわからない。
店員「おいしいでしょ?ツナをガムシロップで漬けたものよ」
毎年膨大な量の食品を輸入して廃棄している日本人がこの言葉を口にするのは気が引けるが、あえて言わせて欲しい。
食べ物で遊ぶな!(涙)
ニノマ
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