募金の儲けのカラクリ

なぜ、募金を呼びかける人が後を絶たないのか。
赤の他人を巻き込まないで自分だけで勝手に赤十字の口座にでも千円なり一万円でも送金しとけば済む話なのではないか。

それなのに何故？


オイシイからである。

中には本気で被災地を心配して募金呼びかけしてる人も居るだろう。しかし、そういう純真で心の綺麗な者は彼らから見れば馬鹿にされている事だろう。義捐金寄付には明確なメリットがあり、ビジネスライクにやってる者も少なくない。

サラリーマンではなく自営業や個人事業主で確定申告を自分でやってる人、または経理職をやってる人なら当然分かるだろう。寄付金控除だ。

←コレ

簡潔に端折って初歩の初歩から説明すると↓こう。


日本は累進課税なので、何万円集めたら何円の得になるとは一纏めには言えないが
例えば年収329万円の人は、30万円寄付したときに30万円の節税
つまりは小遣いが実質30万増えるのと同じ事になる。

子ネズミより親ネズミ。用意された募金箱に金をねじ込む側になるより、自分が金を集めて管理する窓口になった方が圧倒的にお得というわけだ。自分ではお金を1円も出さずとも他人のお金で節税GETできる大チャンスなのだ。(赤十字は送金者に対してはちゃんと領収書出すよ)
金を着服しなくとも十分に得をする。コレが募金親ネズミの儲けのカラクリだ。
さらに、集まった金をチョロまかす不届き者であれば、節税＋現ナマお小遣いGETで1粒で2度オイシイ。一石二鳥というわけだ。

こんな現実を聞かされてもそれでも貴方は募金箱にお金を入れますか？




また、こういった募金活動にはなぜか大学生が多い。キャッキャウフフとサークル気分で和気藹々と募金呼びかけしてるグループが大勢いるがアイツラ何なんだ？
・・・という質問の声も頂いております。

簡潔に答えますとアレは就活の時の実績作りが兼ねられてる事が多いです。
例えば面接で「学生時代にどんな社会奉仕活動をしたか？」と聞かれます。
そして「東日本大震災の時、仲間と一緒に募金を集めました！」と答えます。
面接官が東北出身だったら少なくとも好印象でしょう。
そういう事。

だが、こういった学生さんは大目に見てほしい。
なぜなら13・14年大卒の就活生は氷河期どころかあまりに絶望的状況なのだから。
ガンバレゆとり！



オナン