新体操大会で児童の開脚を狙うロリコン男

某体育館で毎年行われる小学生対象の新体操選手権。
からだ全体を使った柔軟な演技は、児童であっても女性らしく魅了される。
そんな純粋に楽しむ観客の中に、性的感情を持ったロリコン男が紛れ込んでるらしい。

会場に行ってみた。


場内にいる大人の半分以上は女で、選手の母親と思われる。そして、人の動きも激しく撮影者が多いので、男が1人でいても堂々としてれば不審者かどうかは、すぐに分からない。

撮影してる男を見渡した。



やはりどの人も、かわいい子供達を撮影する保護者に見える。
キョロキョロしてる姿も見受けられるが、すぐ後ろが通路のため仕方ない。
この中に不審者はいるのだろうか。

場内を巡回してる警備員に話を聞いた。
すると今大会中に不審者は見当たらなく、また保護者からの通報も1件も無かったという。
これは珍しい事らしい。
「以前はよくありました。そういう人は小型ビデオカメラや双眼鏡の形をしたビデオカメラで、場所的に良い画が撮れるため、試合より練習風景を撮るんです。道具を使う競技は、ミスが起き易くなるから子供達は本番前によく練習しますし。それと以前は中学生もいたので余計多かったのかもしれません。今回は小学生だけで、競技が徒手だから少なかったんだと思います」


主催側も、撮影許可書を関係者のみ配布。





練習風景を撮るのか。


・・・・・そういえばさっき、


そんな男がいた！


その時、男は小型ビデオカメラを使用。
撮影前に少し周りを見渡す程度で、撮影中は平然としたものだった。終わると、すぐコートのポケットにビデオカメラをしまって、会場を出た。


警備員は、携帯やビデオカメラに注意しながら巡回してたが、ウロウロしてる人はいても機材を持ってる人がいなかったので、今回はいないと思うと話していた。
彼がロリコン男だったかどうかは確認出来なかったが、機材を隠す行為やあの堂々とした姿では警備員もなかなか見つけ出すのが難しいのだろう。



探偵S