●更新日 01/30●






舛添の天下獲り?




小沢一郎、鳩山由紀夫の話題に事欠かない毎日。
そんな中、落日の自民党内でポスト鳩山を狙いちゃっかり水面下で動く男がいる。



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舛添要一氏だ。
先日の参院予算委員会での与野党を問わない発言や離党という言葉で注目を浴びた。そんな舛添氏が同志を集めているのが舛添政治カレッジ。自民党若手落選議員など約20人に声をかけ育成をしている。

舛添カレッジの参加者、地方議員のS氏に話を聞いた。
落選しているのは大半が若手議員だから互いに戦略・戦術について勉強しようと誘われました。自民党は若手の落選が圧倒的ですが、そういった人間を復帰させる取り組みが弱いんですよ。そんな時に動いたのが舛添先生です。ちなみに会費は自己負担です。
勉強会は舛添氏は15分程度しか話さず、若手が自由に発言できる環境である。
S氏はさらにこう話す。
舛添先生が我々を引っ張るのでなく、政権奪還・党の再生のために今落選している我々若手が、立ち上がらないといけないということです。この導き役は本人の使命感なんでしょうね。


そこで、政治評論家の森田実氏に聞いてみた。


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舛添さんは批判派や離党しようとしてる人を結集して、舛添グループを作ろうとしているんです。谷垣さんの次の自民党総裁を狙ってるんですよ。そのための党内における勢力拡張運動が政治カレッジです。
そして、若手を選ぶ理由は自分の勢力けん制だからと言う。ちなみに舛添氏の離党・新党発足についてもこう話す。
新党をつくるには相当のエネルギーと人とお金が必要ですから、彼にそれだけの力はありませんよ。不可能だと思います。それに離党発言で党内で反感をかっています。離党するならついていかないという人は多いです。総裁目的だとはっきり言ったほうがいいですね。

舛添氏は、果たして使命感で動いているのか、はたまた騙すなら身内からということなのか。虎視眈々と4年先を見つめているようだが、死に体自民党の看板を背負ったままでは何を言っても説得力ゼロである。




BOZZ






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