●更新日 11/11●





オウムとか指名手配犯が捕まらない理由





警視庁のホームページで重要犯罪の指名手配は79件。
その中でこの事件に着目してみる。



【犯人の似顔絵】
・年齢24〜38歳位(現在は32〜46歳位)
・身長170〜180センチメートル位
・体格がっちり、小太り
・まぶたが重い・二重あご、耳が大きい
・右目尻に穴状の古傷3つくらい有り
・両まゆ毛とも目尻にかけ大変薄い

           

今から13年前。平成8年4月11日(木)突然悲劇は起きました。場所は、JR池袋駅山手線外回り、7・8番線ホーム。終電までにはまだ間がある午後11時30分ころ、当時立教大学4年生だった被害者(21歳)が帰宅途中、ホーム上で犯人の男と何らかの原因でトラブルとなり、ホーム上を引き回されたあげく、顔を殴られ、転倒して後頭部を強く打ち、収容先の病院で亡くなるという事件が発生しました。


捕まらない理由ははっきりしている。市橋と対比すれば簡単だろう。目撃者が多いわりに出来の悪いモンタージュ、懸賞金ナシ、被害者が男性で無関心等々…。
そして、一番重大な要素は『金』だ。この犯人が500万円持っていれば簡単に出国できる。当時の偽造パスポートの相場は7〜80万円、やくざを仲介にしたモグリの美容整形は200万円、同じく渡航手助けはタイで150万円。
国内にいたとしても急激なダイエットをすればかなり人相は変わるし、第一に身長が170から180じゃ誤差が大き過ぎる。
対策として、事件の様子をCG化して警視庁のホームページに載せることはできないのだろうか。捜査が行き詰っているのなら改革も必要だと思う。ベストはNHKの夕方5:50から10分間「今日のワンテッド」という番組を作ること。1000万円の懸賞金を全員にかけてもたった7億9千万円。税金がいいことに使われるのなら国民が反対するはずもない。

今回の市橋逮捕、実はマイナスが大きかったと思う。このままの捜査体制が続けば、の話。
「世間の関心が高くなければけっこう逃げられるんだな」と感じた人は多いに違いない。




BOSS




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