●更新日 10/04●


HIV・末期患者が最期を迎える「エイズ寺」


福祉が発達していない後進国でエイズに感染し、お金も無く治療もできない……
そんな患者の「最期の砦」である寺院が存在する。


郊外に存在する施設


通称・エイズ寺

お金が無く入院できず家族に見捨てられ、行き場の無くなったエイズ患者達の最後の頼みの綱だ。



女性患者の過半数は元娼婦

内部は病院のようになっており、必要最低限の治療が無料で受けられる。
運営費は月に600万円ほどかかり、全て寄付金で賄っている。
世界不況のため寄付金が減少しており、今後患者の受け入れが難しくなるとも……



祈ることで心が楽になるそうだ


寺院なので、僧侶の見周りもある。
完治の可能性は皆無なので、少しでも症状が良くなるようにお祈りするという……



欧米人ボランティアと末期患者の方

体の痛みをマッサージでほぐしてくれるボランティアも。
外国人旅行者でも、寺で申し出ればボランティアに参加できる。

エイズ寺で最期を迎えると、お坊さんが看取ってくれるが、無料の代償のつもりか、


ミイラ化させ展示中の遺体


患者の遺体が展示されている

「売春や薬物の乱用をするとこうなる。人道を踏み外さないで」という意味なのだが……



元娼婦の可愛らしい女性


亡くなる前に本人の了承を得て展示されているが、「患者の人権侵害だ」という批判も……
しかし、遺体を公開することで寄付金が集まるわけで、批判に対し、

理想論で患者は救えない

……という反論もある。


母子感染し、発症してしまった幼い子も……





10歳まで生きられない運命

彼は、運命を受け入れているのだろうか……






梅宮貴子




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