●更新日 09/16●
読者から頂いた画像 もし鶏に感染した場合、さらに変異して人間界を襲う危険が。 直ちに専門家の元へ足を運んだ。 【人から鶏への感染の可能性】 今回の新型インフルエンザは豚インフルエンザ(N1H1亜型)で、新型インフルエンザが人から鶏、もしくは鶏から人へ感染する可能性は極めて稀。鳥インフルエンザの鶏から人へ感染した事例は日本のような先進国では無く、中国、東南アジア、中南米のような衛生環境が劣悪な国で起きる可能性があるとのこと。 遺伝子の違う人と鶏では感染するインフルエンザの型が違い、もし感染するとすれば鶏の遺伝子の突然変異の結果だそうだ。(インフルエンザにも様々な種類があり、年々変化し段階を経て突然変異を起こす 。) 遺伝子の突然変異は30年から40年の周期で起き、過去に起きたのは1963年で今年もその周期に当てはまる。南米チリの事例は、新型インフルエンザにかかった豚を介在して七面鳥に感染したのではないかとの事。 【国内でもし鶏が感染した場合】 高病原性インフルエンザと確認されれば、過去に宮崎県で起きた時と同様に、感染が確認された養鶏場の周囲30kmの養鶏場の鶏を殺処分する。 もし高病原性インフルエンザの確認がされた場合は人間用にワクチンを用意し対応する。この方法は日本を含め、欧米など先進国で実施されている。 【養鶏業界への影響】 鶏を大量に処分してしまうので養鶏場へは経済的損害が予想されるが、各地方自治体には経営継続が出来るように損害にたいして債務保証制度がある。また、風評被害に関しては過去に京都の養鶏場が行政に連絡しなかった故に騒ぎが起こり、対応が遅れた場合もあったとのこと。 都健康安全センター・増田氏と京都の大学教授、専門家A氏(匿名希望)から聴取。 近い将来、家畜に過酷なストレスを与え続ける国から驚くようなウイルスが生まれる可能性は高い。 「どうせ食べられる運命だから」と身動きひとつできない環境で飼われていた豚。 彼らの心の叫びと怨念が今、新型インフルエンザとなって人に逆襲している。 私はケンタッキーの鶏虐待ニュースを見てから気持ちの悪い同社のCMから目をそらすようになった。 罪深きは人間の胃袋。 BOSS |
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