●更新日 07/08●


新聞拡張団が高収入なワケ


新聞拡張団をご存知だろうか?
新聞社や新聞販売店と異なる独立組織で、新聞購読の契約数に応じて販売店から報酬を受け取る。
つまり拡張団員は購読契約数が多ければ多いほど、高収入と言うわけだ。

先日、元団員と話す機会があった。
勧誘時の彼の格好は、ベルサーチのダブルスーツに、いかついサングラス。
愛車はフルスモークのBMW。そして当時、彼の月給は100万円!
驚愕した私に彼は、契約を沢山取ればいいだけと笑いながら言った。

月給100万円を稼ぐには、どうすれば良いのか


購読契約獲得法ベスト3を教えてもらった。

(1)若者の一人暮らし
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若者が一人暮らししていそうなアパートを探し、強引に勧誘。
「3ヶ月間契約しろ」「地元のルールだから」などと怖い顔で言えば大抵は契約する。
それでも契約しない場合は「ちょうど見せしめが必要だったし…」と意味深発言。
「新聞はゴミになりますから」と 断る若者もいたそうだが、「人の商品をゴミだと?」と睨むと、びびって契約するんだとか。


(2)暇な奥さんやお年寄り
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彼は強面だが、物凄い笑顔を作る事ができる。おまけに人を持ち上げる事がうまい。
暇な奥さんやお年寄りを見つけたら、とにかく話し相手になり必要以上に手に触れる。
彼の笑顔に惹かれて契約してくれると言うが……。


(3)外国人女性
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時には外国人女性を連れて勧誘。
女性は不法滞在などのワケアリ娘。貧乏留学生と称し、日本で懸命に新聞を売って生活費に充てているなどと説明する。女性が頭を下げ、片言で「オネガイシマス !シンブントテ」と言えば、同情から彼女の為に契約をするらしい。ただし男性限定!


この3つの方法で勧誘すれば、トップ団員は確実!



ちなみに契約が取りやすいタイプは、
気が弱く、自分の意見を言えない人。
入学、入社シーズンに引越してきた新参者。


何があっても「NO」と言える強い心を持っていれば、勧誘を断れるのだが…。





イチロー



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