戸田･西川口の怪奇殺人事件と無関心

奇妙な殺人事件が起きた。

6月30日午前零時半頃、戸田市喜沢の2階建てアパート202号室に住む28歳の中国籍女性の刺殺遺体が同アパートの住人により発見された。また、そのおよそ8時間後には被害者宅アパートの目の前を流れる｢緑川｣の500m先から、男性の刺殺遺体がプカプカ浮いていたのが発見された。男性は死亡間もなくだったという。

死亡したこの2人は中国人の夫婦であったという事が30日夜までに分かった。

「500m」という距離は何を意味するのか。なぜ死んでいたのが別々の場所だったのか。


↑青シート敷かれた所が被害女性アパート。目前を流れる緑川。水は汚い。↑

第3者による連続殺人なのか、無理心中なのか、または中国系の組織が関係しているのか等は不明だが、前日までにこの中国人夫婦が言い争いをしている声を、何人かの近隣住民が聞いていたとの事だ。何らかのトラブルがあったと思われる。



近所に住み、野次馬に来ていた夫婦は「何もわからない。ここを通りかかったら警官だらけだった。それで初めて事件を知った。」「不審人物とかは見てない。時間も夜遅い寝てる時間ですし。ただ被害者の女の人も中国人らしいけど、ここら辺は中国だとかアジア系の外国人がとても多いよ。」との話だった。目撃での情報は少ないようだ。

現場写真を撮っているのか、被害者宅の窓からはフラッシュの光がときおり漏れる。



検証の立ち会いか、事件現場から出てきた被害者の関係者と見られる男女。と、それを追う少しでも情報の欲しい報道。何も語りたくないのかそそくさと現場を後にする。年齢からして被害者の両親もしくは親族とみられる。



現場は中学校と隣接しており、学校が多いエリア。

事件に脅えているのでは？と思ったが、すぐ隣の学校では警察だらけの周囲にお構いなしに部活にのめり込み、女子は道に座り込んで恋話。最近の中学生は他人事に無関心というか逞しいというか。



オナン