●更新日 05/24●


伊藤忠も被害に!白木屋商店の詐欺商法、その悪質手口


先日の記事にて報じた、三重県の白木屋商店によるプリペイドカード詐欺の続報をお届けする。

被害者Aさんは、「家族で合計10万円以上も騙し取られました」という。知り合いにも、数万円の被害に遭っている人々が何人もいるそうだ。個人で10万円以上も騙し取られた人もいる。



なぜ、これほどの金額分を買ったのか。理由の一つは、5万円のカードが最も割引率が高く、これを買う人が多かったため。もう一つは、期間限定で、通常より更にお買い得になるキャンペーンを実施していたことだ。Aさんも店員から「+3%は当分なくなるよ」と言われて、その時に買いだめしていた。

だが、キャンペーンが「当分なくなる」どころか、
カード自体が使えなくなってしまった。


この時に、しっかり金を確保しておいて逃げたのだろう。「あの社員むかつくなぁ。その翌月末逃亡だもんな。計画的な詐欺じゃん」とAさんは憤る。その他、自身や友人・知人が騙されてカードをたくさん購入してしまったという被害者からの相談や怒りの声が、当サイトに数多く寄せられている。



被害に遭ったBさんによると、白木屋商店の明和店は、かつて伊藤忠が経営していたという。白木屋商店のカードが伊藤忠エネクスのものと同じデザインであるのは、そのような事情があるからだ。

だが、白木屋商店は伊藤忠の子会社ではないようだ。伊藤忠エネクス経由で白木屋商店に石油が卸されていたとはいえ、販売に伊藤忠は関与していない。そのため、カード被害に対して伊藤忠に対応を求めることもできず、八方塞の状況だ。

一方、白木屋商店は伊藤忠エネクスに対して、この春から仕入れ代金の支払いを行なっていなかったことも発覚した。伊藤忠が、このまま泣き寝入りするなどということはないだろう。


白木英生社長は、まさに「年貢の納め時」だ。


※引き続き、白木社長の行方や各種被害に関する情報を募集しております。よろしくお願いします。




高橋




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