●更新日 05/21●


いよいよ本日5月21日より裁判員制度がスタート


関東でも感染者が出るなど、世間はすっかり新型インフルエンザの話題一色であれだけ騒いでいた裁判員制度の事など忘れ去られたような印象ですが、いよいよ本日より裁判員制度が施行となります。

 東京地裁

それに合わせてか20日には東京地裁前では市民団体の皆様が裁判員制度反対を訴えるデモなどを行うなど、東京だけではなく全国各地で抗議活動が同時多発的に行われました。

 

 今さら詳しく説明する必要も無いとは思うが、なぜこんなにも国民の皆様に嫌われてるかと言えば、@知識のない一般人の参加で裁判の質の低下を懸念 A裁判員制度には莫大な費用が掛かる…また税金の無駄遣いが… B人を裁く事の裁判員市民の精神的負担 C仕事を休んでまで強制参加を強いられる社会的・経済的損失 D守秘義務を破ったら罰せられる ……などなど、挙げていったらキリがない程、国民に反発される要素だらけでどうしようもない制度。

遂に現実のものとなって、果たして、一体これからどうなる事か!?


…と、思いきや、施行されたからといってすぐに裁判員裁判が行われるというわけではなく、今日はあくまでも施行だけ。

実際に最初の裁判員裁判が行われるのはもうちょっと先、7月の中旬から8月初旬頃になると見られている。


 

▲実際に裁判員裁判やったらこんな感じ。裁判員も裁判官と一緒に証拠調べをしたり被告人質問したりするよ。

ちなみに裁判員は日当が貰えますが最大1万円で、だいたい8千円程度。低賃金です。


こんなに批判と不満と税金の無駄と問題点だらけなのに、なんで裁判員制度なんかやるの!?

…とお思いの人も多い事でしょう。

でも、

これもアメリカさんの意向だからしょうがないのです。

飼い主に逆らう事など出来るはずもない。


(↑日本は毎年アメリカから突きつけられる「年次改革要望書」の内容の言いなりで派遣規制緩和したり郵政民営化したり陪審員もどきの裁判員制度を実行してアメリカ化されているんだよ)


オナン



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