●更新日 05/16●
社長逃亡!ガソリンスタンドがプリペイドカード詐欺
三重県でガソリンスタンドを経営する「白木屋商店」という、とんでもない企業が存在する。
大規模なプリペイドカード詐欺をはたらき、経営者の白木英生社長らが現在逃亡中だ。
同社では、数円の値引きがある1万円から5万円までのプリペイドカードを、ガソリンスタンドの利用客に販売していた。ところが、2009年4月末に営業を突然停止。 そのことを一切知らされていなかったカード購入者は困惑し、店舗に問い合わせるも全く連絡がつかず、県消費生活センターに多くの 相談が相次いでいる。
白木屋商店HPより
この問題について、カード購入者から情報を入手し確認したところ、白木屋商店は“前払式商標規正法(プリペイドカード法)”に則った手続きを行なっていなかったという。その意味で、これは法的に見て問題があるカードだ。また、現時点までに破産に関する法的な手続きもなされていない。
カードの残額があったとしても、購入者らはどうすることもできないのだ。
販売されていたプリペイドカード
さらに悪質な事実がある。
なんと、社員らは
4月末で閉店になると知りながら
カードを販売し続けていた
関係者によると、社員らは閉店について事前に上司から告げられていたそうだ。
これは明らかに詐欺行為である。
詐欺とは知らずに、膨大な金額分のカードを購入してしまった人物も存在する。そのほか県税の滞納により、4月末から給油口を差し押さえられるなど経営面での問題も山積している。
「人間が好きというか、お客様は大好きですので、その点では商売向きかもしれませんが、“儲けようという意識が薄い”」と、社長はブログに書いていた。
しかしそれは、
「騙されるお客様が大好き」というのが真相だったようである。
※被害者の方々、経営者らの行方をご存知の方々はご一報ください。
高橋
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