●更新日 05/14●


日本人のマスク着用はそんなに異常なのか?


新型インフルエンザ問題で、「海外でマスクを着けているのは日本人だけ」とマスコミが繰り返し報じている。

まるで、「日本人は異常だ」とでも言いたいかのようだ。

特にひどかったのが、2009年5月11日の東京新聞夕刊。
アメリカ、フランス、韓国、中国の各支局からの報告まで掲載し、「マスク姿は日本人観光客」
「大げさに考える必要ない」「感染者を“差別”懸念の声」と社会面で大々的に報じた。



万が一の事態に備えて、各自がマスクをつけて予防するのは決して悪いことではない。そのことが差別に直結するはずもない。ここに論理の飛躍がある。

そもそも新型インフルエンザが海外で確認された時点で、連日のように危機感を煽る報道を繰り返してきたのはマスコミ各社だった。日本人に感染の疑いが出た時も、大勢の記者が押しかけて大々的に報じた。不当な差別というのなら、そのような空気を生み出した最大の原因はマスコミだ。

連日のように、世界との比較で日本人を異常視して批判する記事ばかり。そして日本の特殊性が海外で評価された途端に、いつも手のひらを返す。

いいかげんにしてもらいたい。



マスク問題についても、私はマスコミ報道を疑う。
先日、都内のドラッグストアでマスクが完売していた。特に高性能のものは入荷しても即座に完売するそうだ。



理由を店員に尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「インフルエンザが話題になってから、外国人のお客さんが大量に買っていくんですよね。この間もアメリカから出張で日本に来ていた人が、『日本のマスクは性能がいいから、友達にも頼まれてるんだ』と言って、店の在庫を全部買い占めていったんです」

東京新聞は、韓国の寄生虫キムチの騒動でも「なぁに、かえって免疫力がつく」などと書いていた。死刑廃止、外国人参政権等、「日本だけが世界から取り残されている」というマスコミの煽動に騙されない「免疫力」を、我々も備えておく必要がある。



高橋



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