●更新日 04/17●


痴漢、最高裁で逆転無罪、司法の限界


最高裁

痴漢の罪に問われていた名倉正博(防衛医大)教授の一連の裁判で、14日、最高裁が地裁・高裁での有罪判決を覆し逆転無罪判決を下した。

「有罪と断定するには疑いが残る」とし“疑わしきは罰せず”の理論に基づき逆転無罪となった。

痴漢は、その証拠のほとんどが“被害者の証言だけ”という場合が多く「声を上げて被害を訴えたモン勝ち」というとんでもない状況が野放しだった。

今回の裁判でも、証拠は「痴漢された」という被害者の供述だけで、捜査でも教授の手に被害女性の下着の繊維片なども検出されておらず、教授自身も一貫して無罪を主張し続けていた。

それでも裁判所は被害者の供述ばかりを重視して一貫として有罪判決を続けていたが、土壇場で急遽、無罪に変更。

つまり何を言いたいのかと言うと

痴漢裁判てかなりいい加減という事。

もっと正確に言うと、証拠が全然足りてないのに裁判官も判断のしようがないというのがホンネ。それでも「被害者がああ言ってるし…」程度の判断材料で大量の有罪を生み出してきたわけだ。

窃盗・傷害等の刑事裁判の慎重さから比べると痴漢の審理というものはアホかというほど安直に事が進められる。それが当然にまかり通っているのが何より 恐ろしい。

「電車内に監視カメラを」という声もあるが、すし詰め状態では痴漢の証拠を捉えるのは困難で、設置しても証拠になるかどうか難しい。

「電車に乗らないようにマイカー通勤にする」事しか有効な防衛策が無いのが現状だ。

一番悪いのは勿論本物の痴漢だが、自意識過剰すぎる女も確認不足な女も悪い。そして痴漢の温床である満員乗車率を緩和できない鉄道会社も悪い。

「男性専用車も作れ」「男車両と女車両で完全に隔離しろ」という声も。近い将来、本当に男女隔離する日が来るかもしれない…。

というより、このままいけば10年以内に現実のものとなっているでしょうね。

世知辛い世の中です。

男性専用車両と女性専用車両



オナン



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