●更新日 04/14●


さよならカルデロン

13日。強制退去処分が決まっていたカルデロン夫妻が、娘のり子さんを日本に残し、ついにフィリピンに帰国するべく成田空港から旅立った。




 最後に一言コメントを録れないかと成田に急いだが、残念ながら出国ゲートに行ってしまった後だったようで 展望デッキからの見送りとなってしまった。

「ゴネ得」だの「犯罪者が同情集めて不快」だの、世論では散々な言われようだったカルデロン一家だが、彼らが祖国に飛んでいく姿を眺めていると、今となっては感謝の気持ちもある。結果として彼らの存在は、平和ボケした眠れる日本人の目を覚ました良いキッカケとなったのではないだろうか。

・カルデロンを利用して「不法入国でも子供作ってゴネれば何とかなる」という前例を作りたがる連中の存在、

・外国人不法入国犯罪問題を人権問題にすり替えて報道をする 印象操作を画策するメディア、

・何としてでも日本に居座り続けたかったカルデロンの真の理由。


カルデロンを利用していた周辺連中の意図とは裏腹に、

カルデロンのお陰で多くの日本人が目覚める事ができた。

これは本当に大きい。


カルデロン夫婦は帰国後は当面、マニラの親せきの家に身を寄せるとの事。しかし旅券偽造・不法出国をやらかした事実もあるため、まずはフィリピン当局にたっぷりと取り調べられる事だろう。

 両親の帰国という幕をもって このカルデロン問題にはひとまずの終止符が打たれ、今後、この件がメディアで報じられる事もなくなるだろう。

だが、日本にとっては、これからが本当の闘いとなるだろう。カルデロンは序章。

真の敵が誰なのか、国民が気付き始めたこれからが…。



オナン



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