●更新日 04/13●
ちょっとした交通違反でも裁判所で晒し者になります
・・・てな感じで、被告として法廷に立つ事となった個人タクシー運転手の爺さん。
平成21年特(わ)290号 道交法違反
調布方面に客を送り届けたあと、早く自分の営業区域に戻りたく高速道路を新宿方面にかっ飛ばしていた爺さん。前の車が酒酔い運転で蛇行したり車線はみ出しをしてたのでサッサと追い抜こうとしたところをジャストタイミングでオービスに引っかかり、速度制限60kmの道を133kmという数字を叩き出し、都合73キロオーバーによって見事に裁判所行きとなったこの案件。
爺さん曰く「オービスの設置場所がわかりずらく不親切だ」・・・などと終始ブツクサと文句タラタラだが、そもそもオービス関係なく73キロもオーバーする事自体が犯罪という事の認識に欠け、反省の薄い悪質なドライバーである。
検察も「極めて悪質」としながらも、被害者や怪我人もなく罰金10万円の求刑・判決、裁判費用請求ナシの温情措置で幕を下ろしたが、車に乗る人ならよくありがちな追い抜きスピード違反でも、場合によっちゃ刑事裁判被告として法廷に立たされる事も多々あるんです。
そう、いついかなる時でも、車に乗っている限りは被告として晒し者になってしまう危険性があるのだ。お忘れなく。
尤も、普通に交通法規を遵守していれば滅多にはありませんが、それ以上に、今だに飲酒運転をする馬鹿やこの爺さんのような馬鹿が非常に多く、こいつらと同じ道路を走らなきゃならないというのが何よりもクルマ乗りにとっては大きいリスクとなる。
メリットよりもリスクの方が大きいし維持費や駐車場代に保険に税金と金ばかり掛かる。
正直、一生クルマなんていらないなあ、などと思った今日この頃。そりゃあ、若者にクルマが売れなくてトヨタやニッサンが苦しむのも無理はないですよ。
クルマ乗りの皆様、くれぐれも交通ルールは厳守で。
オナン
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