●更新日 04/11●
暴走人妻に絶縁状を叩きつけた話 前編
☆ 登場人物紹介 ☆
絶縁状送信相手 A子
30代後半、専業主婦。夫、子どもあり。見た目はごく普通のおばさん。
狂気のスイッチが入ったとき以外は、中身もごく普通のおばさん。
スイッチが入ると、夫を包丁で刺したり、子どもの首を絞めたことがある。(本人談)
ネットで知り合った多数の男性と、不倫関係に陥った経験がある。そのうちの1人には本気で惚れ、400万円を貢いだ(※夫の稼ぎ……)が、フられたので、数千通のメールを送ったという。(本人談)
小早川先生
20代後半、英会話講師。教室指導・家庭教師共にレッスンを持つベテラン。
人あたりがよく、面倒見の良いイケメン。独身・彼女ナシ。
梅宮貴子
2年前にA子から、「英会話を個別指導されたいが、良い先生いないか」と言われる。
今まで何人かに紹介し、評判の良かった英会話講師の友人、小早川先生を紹介。
☆ 絶縁メール送信までの流れ ☆
1ヵ月程度は普通に英会話。A子が小早川先生に惚れ、告白。
小早川先生も「奥さんと恋人にはなれないけど、良い生徒さんなので、これからもよろしく」などと優しく対応したところ、徐々にストーカー行為に発展。
最初は「お客様だから……」と暖かく対応していたが、連日、深夜2時や朝5時に電話してきて、「他の女に指導しないで!」「あなたの英語教室の時間を全て買い取る!」等と騒ぐ。
はっきり拒絶すると、小早川先生に対して殴る蹴るの暴力をふるい、ブログで誹謗中傷を繰り返す。
警察や弁護士に、「イカサマ英会話教師がいる!」と通報。当然、相手にされず。
夫にも、「英会話教師にセクハラされた!」と訴えたが、信用されなかったのか、「そんな人とは縁を切りなさいね」と言われただけで終了。
教師と生徒でも男女なら間違いが起こる可能性もあるが
ここまでの流れが約2年前。
A子夫の「縁を切りなさい」の言葉で、我々との関係はフェードアウトした。
しかし何故か、2年も経った先日、
突然A子が小早川先生に再度接触してきた
「どうしても謝りたいから直接会って話したい。また友達に戻りたい」とのこと。
執拗な、電話・メール攻撃。電話は出ないと、留守電に泣きながらメッセージ……
怒涛の電話攻撃……隙を見て着信拒否するが
当然、全て拒否設定し、無視していたところ、小早川先生の業務ブログへコメント投稿。
「直接会いたいので、貴方のレッスン先の教室に行きます」
……とコメントを書き込んだため、業務に支障が出ると判断。
相談の結果、紹介者である梅宮が「絶縁メール送信」という事態に……
―つづく―
次回、送りつけた絶縁状の内容公開・驚くべき人妻の反応を紹介。
※当事者や周辺人物(ストーカー本人を含む)に迷惑がかからないよう、また人権を侵害しないよう、
事実を歪曲しない程度に、一部プライベートな部分を変更したり、伏せております。
梅宮貴子
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