●更新日 04/08●


洗車機事故の責任は誰にある?

7日、東京都豊島区の西巣鴨のセルフ式ガソリンスタンドで、男性店長(35)が可動式洗車機に頭と胸を挟まれて重体になるという事故が起きた。異常を知らせる警報音に他の客が気付いて119番通報してレスキューが店長を助けだしたものの、10〜20センチという狭い隙間で圧迫されたために現在も予断を許さぬ状態だという。



(地下鉄の出口前の、大きい交差点の所の店)



ちなみに、↓これが事故を起こした洗車機なのだが・・・。


ご覧の通り、横には壁があり逃げ道が全くない仕様。建物の設計にそもそも無理がなかったのか?

可動式洗車機というものは通常、車をまたいで前後に動くものだが、せめて機械が一番奥にまで動いたとしても、人間の頭の直径くらいは余裕で余るスペースを持たせていないという時点で明らかに人災。設計者の人為的ミスも事故の要因に含まれるだろう。

また、事故当時勤務にあたっていたのは事故に遭った店長ただ一人だけであり、人件費削減による無理な労働環境や人員体制では無かったかも今後突っ込まれていく事だろう。

実際にガソリンスタンドで働く知人にこの事故について解説を頼んだ処、

「普通は赤外線センサーが働いていて、危険を察知したら運転しないように設計されてるはずなのだが何故発生したのか・・・?前面には緊急停止ボタンとかもついてるよ。いやしかし仮に止めたとしてもビタッと急に止まるわけじゃなく停止までにちょっとは時間を要するよ。・・・というかこの洗車機狭いな。」 ・・・との事。通常では起こらない事故らしい。様々な偶然が重なって不幸な結果になったのだろう、との結論だが、原因については今も警察が調査中との事。

また、過去に同じような例や事故を経験した人のブログ等を見て回ったところ、同様の事故に遭うも無事に生還した人が何人も居た。

過去に事故例があるものの機械への改善も足らず従業員を生死の危険に晒し続けているのは、対策が不十分と言わざるを得ないのではなかろうか。

これは是非とも野田聖子議員に規制してもらいたい所だ。蒟蒻畑よりも遥かに危険だろう。

なにはともあれ、ガソリンスタンド業で働く皆様は身の安全を第一に。


オナン




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