●更新日 03/29●


ネットでテレビを見られる無料ツールが進化中

携帯電話のワンセグが普及しつつも、テレビ離れが進んでいる、ここ最近の映像メディア事情。
「パソコンでネットはやるけど、テレビは持ってすらいない」なんて人口が増えている。

決まった時間にテレビの前で待機したり、録画予約をしないと希望の映像が見られない放送よりも、好きなときに好きな映像を選んで見られるネットのほうが便利。「テレビ離れ」は仕方がない。

しかし、大手テレビ局が生み出す「番組」には、魅力ある放送が多いのも事実。「ネット環境はあるけどテレビが無い」人が、悔しい思いをすることもあるだろう。

実は、ネット環境さえあれば、パソコンを使ってテレビを見られるツールがある。しかも、無料で。



テレビにラジオ番組の視聴も可能

KeyHoleTVは、総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」によって開発されたP2Pテレビを受信する為のアプリケーション。サイトからツールを無料ダウンロードするだけで、民放テレビの視聴とラジオが聞けるようになる。うざったい広告も表示されない。

地上デジタル放送難視聴問題解決技術の実証として、2007年5月24日から7月28日まで在京キー局のアナログ電波区域外再送信の実験が行われ、現在は終了しているが、今後も個人としての配信は可能。
現在は有志達が各局の放送を流してくれており、一般の地上波からローカル地方局まで視聴できる。



画質はそこそこだが充分鑑賞に耐えられるレベル

先日までは Windows版・Linux版のみだったところ、先日2009年3月6日にMAC版が公開され、現在まで頻繁にバージョンアップされている。今後ますます広まっていくことだろう。

ちなみに、一緒に配布されている「KeyHoleVideo」を使えば、自分で放送局を配信できる。



一瞬で自分の個人放送局が開設できる


Webカメラとマイクさえあれば、その場で生放送ができるわけだ。ノートパソコンとイーモバイルを組み合わせれば、屋外ライブ中継も可能になる。

ちなみに先ほど、自分でテスト放送をしてみたところ、



「あの〜全世界に流れてますが」「意味わかります?」と言ってくれた方、心配かけてすいません大丈夫です


心配性な方からの忠告と、日本語を勉強中のスペイン人の方からメッセージを戴いた。
このチャット機能は、生放送に広がりが持たせられそう。メッセージの受信拒否も可能。

P2Pテレビのツールは色々とあるが、日本人に最も分かりやすく、使いやすいのがKeyHoleTVだろう。
自分の地域では見られない地方局を見られたり、また、海外旅行中でもネットさえできれば、日本の番組が楽しめるのは嬉しい話。今後のバージョンアップなど、頑張って欲しいところだ。


※おまけ

もうちょっとツールを研究して、企画を練ったりしてみたら、



フットワークが軽く顔も良いので重宝する記者

手近なアンジェラとかオナンにでも協力してもらって、何か生放送をするかもしれません。
KeyHoleTVのサーバーに迷惑がかからなそうなら、やってみる程度で、適当に考えているだけですが。

※それまでに私が1人で「梅宮てすと」とかいう名前で夜にテスト放送することもあるでしょうが、私しかいないので面白くないでしょう。見かけても余程ヒマじゃない限り見ないでいいです。


梅宮貴子(参考/一部引用:Wikipedia KeyHoleTV



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