●更新日 03/14●





一億円えっち男事件  〜BOSSに批判集中



女性の敵をやっつけてくれると期待していた私がバカみたい。
BOSSが負けたのは佐々木じゃありません。
被害者4人も連れて、たったひとりの刑事さえ動かせないんですか?
しかもその愚痴を自分の思い通りになる探偵ファイルのトップで垂れ流すだけなんて・・・情けないにも程がある。
BOSSと佐々木と何が違うんですか?
どっちも嘘の自慢話をして女の気を引こうとしてるだけの小悪党じゃないですか!
たぶん、その刑事さんもそれを見抜いたのでしょうね。
「あー、こいつ被害者を利用してるだけだなぁ」ってね。
しかも負けた途端に佐々木のことを「稀代の詐欺師」とか凄い人扱い。
稀代の詐欺師だから、一流の探偵でも叶わなかったとでも言いたいのでしょうか?
あー、ホントにかっこ悪い男だなぁ、BOSSって。
さようなら。もう探偵ファイルなんて見ません。 ○○子




敗北宣言の記事の時、このようなメールが50通来た。
アクセスも翌日から3万落ちた。
本音を言うと辛かった。今まで見てくれていた女性読者を裏切ったのだ。

佐々木は今までのこともあって異常に私を警戒していた。
網を張っても、被害女性に「あと15分で○○のドトールの前に来い」と連絡してきたり、愛知県蒲郡という佐々木にとって何の所縁もないアパートに引っ越されたり…。

苦労話をタラタラ書くと小説に近い文量になってしまうので割愛。
私は賭けた。
佐々木は毎日探偵ファイルを見ている証拠があった。
『彼を欺く方法は無いものか…』
そして、12時間かけて書いた、あの記事を掲載した。
読者をも怒らせた記事の効果は覿面だった。
ヤツは完全に油断する。

とある日。佐々木と被害女性が落ちあうホテルに協力者の相原氏とガル特捜が急襲。
言い争いの末、特捜が110番に電話。湾岸署が到着。
双方とも13時間の取り調べを受ける。


取り調べのすぐ後に佐々木は同じホテルに戻って別の女性と関係を持ち、金を騙し取った。


同じ日に被害者が二人。


この事実を湾岸署に報告。これが最大の決め手になる。


それから連日6人体制で佐々木を追う。相原氏、シェリー探偵社の捜査協力に感謝。
湾岸署はもっと多くの布陣を敷いてくれた。詐欺事件の立件は大変な労力。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。


                ・・・・  
昨日、テレビのニュースに本事件のきっかけが何度か放映された。







私は何の活躍もしていない。長きに渡って動いてくれた多くの探偵や刑事さんに称賛を。
渡邉文男






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