●更新日 02/06●


期限切れモッタイナイ商品は本当に安いのか?


賞味期限の切れた食品を、『モッタイナイ商品』として格安で販売し、ここ最近TVや新聞で食の安全や食品販売者のモラルについてなどの議論を呼んでいた、東京は亀戸の格安スーパー、「サンケイスーパー」。

期限切れ500mlのペットボトル飲料が1本40円程度で売られているという事だが、安全やらモラルやらはひとまず置いといて、ひとつ疑問に思った事がある。

期限切れ500mlのペット飲料1本40円は本当に安いと言えるのか?

という事だ。

↓こちらをご覧頂こう。




↑ちなみにコレは近所の板橋区の安売り酒屋なのだが、賞味期限は切れていないが、あと1カ月程で期限が切れちゃうというペットボトル飲料。3本で110円。

その他、期限が切れていなくても1本40円程度で売っている安売り店は、東京では練馬区・板橋区・足立区などではザラにある。



そういうわけで実際に行ってみましょう。



これが例のヤツです。店の2階の隅っこにヒッソリとあります。

「マータイさん(ノーベル平和賞受賞)バンザイ!!」などと意味の良く分からない事も書かれていますが、賞味期限が切れている旨、販売前に店主がちゃんと毒味試食して品質を確認している旨が書かれていますね。

(購入日2/2)

試しに買って食べてみました。賞味期限はたしかにバッチリ切れていますね。

ちなみに、テイスティングした結果としてはシュークリーム以外はどれも微妙な味。賞味期限が切れてるから変な味、というよりは、クセの強い味でマイナーな商品だからこそ、賞味期限が切れるまで売れ残ってしまったという事だと思う。値段は、アセロラウォーター39円、塩だれ88円、ベジタブルフルーチェ78円、いちごシュー30円、コーヒーゼリー飲料38円。

正直な所、「また買いたいか?」と問われても、答えはNOです。

この商品のクオリティーでこの価格でしかも期限切れだと、ちょっと…。



それもそのはず、肉じゃが弁当が250円で売っていたりと、このサンケイスーパーは何故か期限切れじゃない普通の商品のほうが圧倒的にコストパフォーマンスに優れていましたから。
(ちなみに賞味期限切れ商品は、 事前に期限が切れてる旨を客に知らせていれば販売は違法ではないです。しかし賞味期限を改ざんして売るのはNGだそうです。)



オナン




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